＜The Championship by LEXUS　3日目＞◇10日◇大利根カントリークラブ(7,044ヤード・パー72)

　茨城県にある大利根カントリークラブで開催されている、国内男子ツアー「The Championship by LEXUS」の3日目。2アンダー26位タイスタートの丸山茂樹が、7バーディ・1ボギーでまわりトータル8アンダーでホールアウト。首位の兼本貴司とは4打差の7位に浮上して、明日は逆転優勝を狙う。

イメージはホワー？ラジオ体操？小田龍一好調のワケ

　丸山は2番でボギーが先行したが3番、5番でバーディを奪い前半は1アンダー。｢調子は悪くない｣の言葉通り、後半に入ると勢いが増し11番、12番で連続バーディ。さらには15番でもバーディを奪った丸山は、上がり2ホールもバーディとし、この日のベストスコアとなる“66”をマーク。｢自分の中では厳しいセッティングだったが、その中でいいゴルフができた。ベストラウンドでした｣と会心のプレーを振り返った。

　2日目から首位に立った兼本は、この日もコンスタントにバーディを重ね7バーディ・3ボギーのラウンド。ショット、パットともに好調で、最終18番でも貴重なバーディを奪い、2位タイグループの山下和宏らに2打差をつけてホールアウト。明日は逃げ切ってツアー2勝目を飾れるか注目が集まる。

　5位タイにつけたのが岩田寛と小田龍一。岩田は前半に怒涛の追い上げを見せて、一時は首位とは1打差まで詰め寄るが中盤にブレーキがかかる。スコアこそ4つ伸ばしトータル9アンダーにしたが、最終18番では後味の悪いボギーを叩き首位とは3打差。どうしても手が届かない初優勝へ向けて、明日は最後まで我慢のゴルフを展開したい。