<VanaH杯KBCオーガスタ 最終日>◇29日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,146ヤード・パー72)
芥屋ゴルフ倶楽部で開催された国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタ」の最終日。2位タイからスタートした谷原秀人が8バーディ・2ボギーの“66”、トータル22アンダーにスコアを伸ばし逆転優勝を挙げた。谷原の勝利は08年の「アジアパシフィックパナソニックオープン」以来約2年ぶり。2位には立山光広、3位タイにはS・K・ホ(韓国)とJ・チョイ(米国)の2選手。首位スタートの上井邦浩は5位、石川遼は6位タイに終わった。
谷原秀人の今季成績
谷原は出だしの1番でセカンドを1メートルにつけ幸先よくバーディ発進。「出だしからいいバーディがとれたのでこれでいけるかなと思った」というように続く2番と5、6番を連続バーディと快調にスコアを伸ばしていく。後半に入っても11番から3連続バーディと勢いは止まらない。16番でボギーを叩いてしまうがそこで順位を確認し、1打差で立山が追ってきていることを知る。残り2ホールを「バーディ、バーディで上がるしかない」と気持ちを切り替え17番では6メートルをねじ込む。18番ではパーパットがカップに蹴られボギーとしてしまったが、立山を1打差で振り切って栄冠を掴んだ。
「今まではセーフティに行き過ぎていた」とここ2年の自分のゴルフを振り返った谷原。2勝を挙げた07年や前回優勝した08年はピンしか見えてなかった。その時の気持ちを怖いもの知らずの若手のゴルフを見て思い出し、「関西オープンゴルフ選手権」から実践しこの大会で取り戻した。
優勝争になかなか絡めない2年間の間には「自分中では長かった。もう勝てないじゃないかと思ったこともあった」と弱気になったこともあったが、この優勝で完全に吹っ切れた。賞金ランキングも10位に浮上し、賞金王の座を手に入れるチャンスも出てきた。「これからも若い人たちに負けないように頑張りたい」攻めの気持ちを取り戻し、これからさらなる高みを目指して突き進む。
芥屋ゴルフ倶楽部で開催された国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタ」の最終日。2位タイからスタートした谷原秀人が8バーディ・2ボギーの“66”、トータル22アンダーにスコアを伸ばし逆転優勝を挙げた。谷原の勝利は08年の「アジアパシフィックパナソニックオープン」以来約2年ぶり。2位には立山光広、3位タイにはS・K・ホ(韓国)とJ・チョイ(米国)の2選手。首位スタートの上井邦浩は5位、石川遼は6位タイに終わった。
谷原秀人の今季成績
谷原は出だしの1番でセカンドを1メートルにつけ幸先よくバーディ発進。「出だしからいいバーディがとれたのでこれでいけるかなと思った」というように続く2番と5、6番を連続バーディと快調にスコアを伸ばしていく。後半に入っても11番から3連続バーディと勢いは止まらない。16番でボギーを叩いてしまうがそこで順位を確認し、1打差で立山が追ってきていることを知る。残り2ホールを「バーディ、バーディで上がるしかない」と気持ちを切り替え17番では6メートルをねじ込む。18番ではパーパットがカップに蹴られボギーとしてしまったが、立山を1打差で振り切って栄冠を掴んだ。
「今まではセーフティに行き過ぎていた」とここ2年の自分のゴルフを振り返った谷原。2勝を挙げた07年や前回優勝した08年はピンしか見えてなかった。その時の気持ちを怖いもの知らずの若手のゴルフを見て思い出し、「関西オープンゴルフ選手権」から実践しこの大会で取り戻した。
優勝争になかなか絡めない2年間の間には「自分中では長かった。もう勝てないじゃないかと思ったこともあった」と弱気になったこともあったが、この優勝で完全に吹っ切れた。賞金ランキングも10位に浮上し、賞金王の座を手に入れるチャンスも出てきた。「これからも若い人たちに負けないように頑張りたい」攻めの気持ちを取り戻し、これからさらなる高みを目指して突き進む。