<ANAオープン 2日目>◇17日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー「ANAオープン」の2日目。この日19歳となった石川遼だったが、誕生日のラウンドを笑顔で終えることは出来なかった。
「石川遼の1打速報」でこの日のプレーを振り返る
「19歳になったことはまったく意識していませんでした。試合に集中していました」と語る石川だが、出だしの2番でバーディを奪うも直後の3番でボギーを叩くと、バーディとボギーが交互に来る展開でなかなかスコアを伸ばせない。9番パー5でのバーディで1つスコアを伸ばしてハーフターンしたものの、続く10番ではティショットを左に大きく曲げると2打目、3打目とミスを重ねてダブルボギー。続く11番パー3では234ヤードを7メートルにつけるも、そこから3パットのボギーを叩き2ホールで一気にイーブンパーまで転落してしまう。「ダボの後だけにあのボギーは重くのしかかってきました」と苦しい状況を振り返った石川。しかし、ここから脅威の粘りを見せる。
13番ではティショットをラフに入れ、枝が邪魔をしてボールを上げることが出来ない状況に陥るも、「バンカーのアゴにワンクッションさせて乗せる」というイメージ通りのショットで5メートルにつけバーディを奪取。「イメージ通りとはいえあそこまでついたのは大ラッキー。こんなラッキーがあるってことはまだあきらめちゃいけないんだと思った」終盤は14番から16番まですべてのパーパットが2メートル近く残り、苦しいゴルフとなるも執念でねじ込みパーセーブ。トータル1アンダーの22位タイに後退したものの「なんとか踏みとどまれました。パッティングはスムーズなストロークが出来ましたし、ショットはもう少しですけど明日からまた良くしていければ」と明日以降の巻き返しを誓った。
ホールアウト後には誕生日のセレモニーが行われたが石川に浮かれる様子はなく、その眼には今大会の決勝ラウンドしか見えていない。「6打差は明日次第では誰が優勝するかまだわからない」19歳となっても目標はぶれることなく頂点のみだ。「この1年は優勝や優勝争いに加われた数が一番大きな経験となっている。この1年は優勝争いを昨年以上に多く経験したい」この19歳という1年をさらなる飛躍の年とするために、バースデーウィークで優勝を争うことが出来れば言うことはない。
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー「ANAオープン」の2日目。この日19歳となった石川遼だったが、誕生日のラウンドを笑顔で終えることは出来なかった。
「石川遼の1打速報」でこの日のプレーを振り返る
「19歳になったことはまったく意識していませんでした。試合に集中していました」と語る石川だが、出だしの2番でバーディを奪うも直後の3番でボギーを叩くと、バーディとボギーが交互に来る展開でなかなかスコアを伸ばせない。9番パー5でのバーディで1つスコアを伸ばしてハーフターンしたものの、続く10番ではティショットを左に大きく曲げると2打目、3打目とミスを重ねてダブルボギー。続く11番パー3では234ヤードを7メートルにつけるも、そこから3パットのボギーを叩き2ホールで一気にイーブンパーまで転落してしまう。「ダボの後だけにあのボギーは重くのしかかってきました」と苦しい状況を振り返った石川。しかし、ここから脅威の粘りを見せる。
13番ではティショットをラフに入れ、枝が邪魔をしてボールを上げることが出来ない状況に陥るも、「バンカーのアゴにワンクッションさせて乗せる」というイメージ通りのショットで5メートルにつけバーディを奪取。「イメージ通りとはいえあそこまでついたのは大ラッキー。こんなラッキーがあるってことはまだあきらめちゃいけないんだと思った」終盤は14番から16番まですべてのパーパットが2メートル近く残り、苦しいゴルフとなるも執念でねじ込みパーセーブ。トータル1アンダーの22位タイに後退したものの「なんとか踏みとどまれました。パッティングはスムーズなストロークが出来ましたし、ショットはもう少しですけど明日からまた良くしていければ」と明日以降の巻き返しを誓った。
ホールアウト後には誕生日のセレモニーが行われたが石川に浮かれる様子はなく、その眼には今大会の決勝ラウンドしか見えていない。「6打差は明日次第では誰が優勝するかまだわからない」19歳となっても目標はぶれることなく頂点のみだ。「この1年は優勝や優勝争いに加われた数が一番大きな経験となっている。この1年は優勝争いを昨年以上に多く経験したい」この19歳という1年をさらなる飛躍の年とするために、バースデーウィークで優勝を争うことが出来れば言うことはない。