<ANAオープン 最終日>◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催された、国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日。まだ冷たい雨の降る8時10分にスタートした石川遼が、7つのバーディを奪う追撃をみせトータル6アンダーまで浮上して4日間を終えた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
「最後に良いプレーが出来て良かったです。でも、もう少し早くバーディが続いてくれれば」好スコアをマークした最終日だったが、その言葉通りエンジンがかかるのが少し遅かった。石川は1番、2番と連続バーディを奪うと、5番でもバーディを奪ってみせ猛チャージを予感させる。しかし、直後の6番でティショットを林に打ち込むと、林の中からグリーンを狙ったセカンドが木に当たり再びラフに戻ってしまうトラブル。3打目でグリーンをとらえたもののパーパットを決めることが出来ずボギーとしてしまう。
しかしこのままでは終われない石川、10番でボギーを叩き事実上優勝争いに加わることは難しくなったが、終盤に見せ場を作る。12番パー5でバーディを奪うと、15番では下りの難しいパットをジャストタッチで沈めバーディ。16番パー3では上りのラインを強気に決めてバーディ、さらに17番パー5も決めて怒涛の3連続バーディを奪取。「タッチとラインが合ってきたのが最後でしたね」と苦笑したがパッティングの不調に苦しみ3日目にグリップをクロスハンドにするなど試行錯誤を繰り返していた姿から一変、ようやく輪厚のグリーンを攻略することが出来た。
経験が必要とされると言われるこの札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース。初年度は予選落ち、昨年は優勝争いに絡めず18位タイ、そして今年は12位タイ。完全攻略にまた1歩近づくのに一役かったのが風が強い「全英オープン」用に作った0番アイアンだ。「今まで0番アイアンを入れてラウンドした中で一番使いました。このコースはツアーで一番使いどころがあるかも」この日は4ホールで使用するなど、昨年まではなかった新兵器が力を発揮したことも来年に向けてもいい材料だ。
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催された、国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日。まだ冷たい雨の降る8時10分にスタートした石川遼が、7つのバーディを奪う追撃をみせトータル6アンダーまで浮上して4日間を終えた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
「最後に良いプレーが出来て良かったです。でも、もう少し早くバーディが続いてくれれば」好スコアをマークした最終日だったが、その言葉通りエンジンがかかるのが少し遅かった。石川は1番、2番と連続バーディを奪うと、5番でもバーディを奪ってみせ猛チャージを予感させる。しかし、直後の6番でティショットを林に打ち込むと、林の中からグリーンを狙ったセカンドが木に当たり再びラフに戻ってしまうトラブル。3打目でグリーンをとらえたもののパーパットを決めることが出来ずボギーとしてしまう。
しかしこのままでは終われない石川、10番でボギーを叩き事実上優勝争いに加わることは難しくなったが、終盤に見せ場を作る。12番パー5でバーディを奪うと、15番では下りの難しいパットをジャストタッチで沈めバーディ。16番パー3では上りのラインを強気に決めてバーディ、さらに17番パー5も決めて怒涛の3連続バーディを奪取。「タッチとラインが合ってきたのが最後でしたね」と苦笑したがパッティングの不調に苦しみ3日目にグリップをクロスハンドにするなど試行錯誤を繰り返していた姿から一変、ようやく輪厚のグリーンを攻略することが出来た。
経験が必要とされると言われるこの札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース。初年度は予選落ち、昨年は優勝争いに絡めず18位タイ、そして今年は12位タイ。完全攻略にまた1歩近づくのに一役かったのが風が強い「全英オープン」用に作った0番アイアンだ。「今まで0番アイアンを入れてラウンドした中で一番使いました。このコースはツアーで一番使いどころがあるかも」この日は4ホールで使用するなど、昨年まではなかった新兵器が力を発揮したことも来年に向けてもいい材料だ。