普通なら、そのままヘッドをアウトに上げて、カット気味に打つところだが、比嘉の場合は器用さがあり、知らぬ間に手首で軌道を修正していたという。その結果、インパクトが緩んだり、強く入るため、タッチが合わなくなっていたのだ。
「そこに気がついて、できるだけ肩のラインを目標に対して真っすぐしようとした結果、ボールの転がりがよくなり、タッチも合うようになりました」
という。気がつけば、第1ラウンドは24パット、第2ラウンドは23パットだ。特に第2ラウンドのインコースでは8パットと、驚異的な数字をマークした。
ただ、グリーン面が乾いてくる明日以降は、ラフからだとなかなかボールが止まらない。ティショットでいかにフェアウェイをキープするかどうかが、自らの不安をかき消し、ツアー初優勝を導くカギとなりそうだ。(文・山西英希)
「そこに気がついて、できるだけ肩のラインを目標に対して真っすぐしようとした結果、ボールの転がりがよくなり、タッチも合うようになりました」
という。気がつけば、第1ラウンドは24パット、第2ラウンドは23パットだ。特に第2ラウンドのインコースでは8パットと、驚異的な数字をマークした。
ただ、グリーン面が乾いてくる明日以降は、ラフからだとなかなかボールが止まらない。ティショットでいかにフェアウェイをキープするかどうかが、自らの不安をかき消し、ツアー初優勝を導くカギとなりそうだ。(文・山西英希)