<日本オープンゴルフ選手権 初日>◇14日◇愛知カンツリー倶楽部(7,084ヤード・パー71)
国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」が開幕。3年前日本アマで涙の予選落ちを喫して以来の愛知カンツリー倶楽部に帰ってきた石川遼が3年分の成長の証をみせる好スタートを切った。
遼もアマ松山のプレーに脱帽!「さすがマスターズ出場者」
この日石川が最も成長を実感したのは終盤に差し掛かった15番パー4だ。左にドッグレッグした打ち下ろしのトリッキーなホールをドライバーで真っすぐに打ち抜き、キャリーでグリーンをとらえると、ボールはそのまま転がって4メートルにピタリ。「70パーセントくらいで」とドライバーをコントロールして絶好のイーグルチャンスにつける。このイーグルパットは惜しくも外れたものの、勝負どころで最高のショットを放ち3アンダー4位タイと好発進につなげて見せた。
「07年には打てなかったショットですね。大事な1球が何ストローク差にもなることプロになって痛感している。大事な場面でああいうショットが打てるようになったのは1つの成長だと思います」10番、11番の連続ボギーから立ち直り1アンダーで迎えた終盤。このままアンダーで終えられるか、イーブンに後退するかのせめぎあいの中で放った1打はその数字以上に19歳の大きな成長を物語っていた。
序盤は思うようにいかないゴルフだった。1番でティショットがいきなりディボット跡にはまる不運からボギー。直後の2番でバーディを取り返すもその後はなかなかスコアを伸ばせないジリジリした展開が続く。中盤ボギーがかさんだ時は「今日のゴルフではこんな感じなのかな」と気持ちも落ち込みかけたが、13番からは圧巻の4連続バーディを奪うなど大活躍をみせた松山英樹の姿にも刺激を受け発奮。終盤に鮮やかなチャージをみせ、自身初のメジャー制覇へ1歩前進した。
国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」が開幕。3年前日本アマで涙の予選落ちを喫して以来の愛知カンツリー倶楽部に帰ってきた石川遼が3年分の成長の証をみせる好スタートを切った。
遼もアマ松山のプレーに脱帽!「さすがマスターズ出場者」
この日石川が最も成長を実感したのは終盤に差し掛かった15番パー4だ。左にドッグレッグした打ち下ろしのトリッキーなホールをドライバーで真っすぐに打ち抜き、キャリーでグリーンをとらえると、ボールはそのまま転がって4メートルにピタリ。「70パーセントくらいで」とドライバーをコントロールして絶好のイーグルチャンスにつける。このイーグルパットは惜しくも外れたものの、勝負どころで最高のショットを放ち3アンダー4位タイと好発進につなげて見せた。
「07年には打てなかったショットですね。大事な1球が何ストローク差にもなることプロになって痛感している。大事な場面でああいうショットが打てるようになったのは1つの成長だと思います」10番、11番の連続ボギーから立ち直り1アンダーで迎えた終盤。このままアンダーで終えられるか、イーブンに後退するかのせめぎあいの中で放った1打はその数字以上に19歳の大きな成長を物語っていた。
序盤は思うようにいかないゴルフだった。1番でティショットがいきなりディボット跡にはまる不運からボギー。直後の2番でバーディを取り返すもその後はなかなかスコアを伸ばせないジリジリした展開が続く。中盤ボギーがかさんだ時は「今日のゴルフではこんな感じなのかな」と気持ちも落ち込みかけたが、13番からは圧巻の4連続バーディを奪うなど大活躍をみせた松山英樹の姿にも刺激を受け発奮。終盤に鮮やかなチャージをみせ、自身初のメジャー制覇へ1歩前進した。