<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日>◇5日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)
東京よみうりカントリークラブで開催された、国内ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」最終日。単独首位からスタートした藤田寛之が、後続の猛追を振り切って通算10勝目、そして悲願の日本タイトルをその手にした。
日本タイトル奪取へ!藤田寛之、3打差単独首位
藤田は前半、アイアンショットにキレがなくパーオンがなかなかできない苦しい展開となるが卓越したショートゲームでパーを重ねていく。序盤は同組の池田勇太、後半は谷口徹から猛烈な追い上げをうけるが、谷口に1打差をつけられ迎えた17番。残り255ヤードのセカンドを6メートルにつけると、下りのラインを見事に決めイーグルを奪取。ここで逆転し、難関の18番パー3ではティショットをバンカーに入れるもそこから60センチにつける。距離は短いが傾斜がきつく「今までゴルフをやっていて一番怖かった」というこのパーパットを勝利への執念で決め栄冠を手にした。
優勝を決めた直後でのインタビューではまだ実感が沸いていなかったようだが、記者会見では「日本タイトルはやっぱりいい」と喜びを爆発させた。今季すべてのメジャーであと一歩という所で優勝を逃しているだけに喜びもひとしお。そして、この勝利で賞金ランクは4位から2位に浮上し「全英オープン」や「全米オープン」の出場資格を得た。さらに現在の世界ランク58位だが、この勝利で50位以内に食い込めば「マスターズ」の出場権も得ることができる。
日本タイトルに海外メジャー出場権、「この優勝でいろいろなものが見えてくるという自分の理想が実現できた」とこれ以上ない最高のシーズンの締めくくりとなった藤田。輝きを取り戻した“アラフォーの星”が来シーズンもゴルフ界を盛り上げる。
【最終日の結果】
優勝:藤田寛之(-15)
2位:谷口徹(-14)
3位:ブレンダン・ジョーンズ(-12)
4位:平塚哲二(-11)
5位T:金庚泰(キム・キョンテ)(-10)
5位T:池田勇太(-10)
7位T:石川遼(-9)
7位T:小田孔明(-9)
9位:丸山茂樹(-8)
東京よみうりカントリークラブで開催された、国内ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」最終日。単独首位からスタートした藤田寛之が、後続の猛追を振り切って通算10勝目、そして悲願の日本タイトルをその手にした。
日本タイトル奪取へ!藤田寛之、3打差単独首位
藤田は前半、アイアンショットにキレがなくパーオンがなかなかできない苦しい展開となるが卓越したショートゲームでパーを重ねていく。序盤は同組の池田勇太、後半は谷口徹から猛烈な追い上げをうけるが、谷口に1打差をつけられ迎えた17番。残り255ヤードのセカンドを6メートルにつけると、下りのラインを見事に決めイーグルを奪取。ここで逆転し、難関の18番パー3ではティショットをバンカーに入れるもそこから60センチにつける。距離は短いが傾斜がきつく「今までゴルフをやっていて一番怖かった」というこのパーパットを勝利への執念で決め栄冠を手にした。
優勝を決めた直後でのインタビューではまだ実感が沸いていなかったようだが、記者会見では「日本タイトルはやっぱりいい」と喜びを爆発させた。今季すべてのメジャーであと一歩という所で優勝を逃しているだけに喜びもひとしお。そして、この勝利で賞金ランクは4位から2位に浮上し「全英オープン」や「全米オープン」の出場資格を得た。さらに現在の世界ランク58位だが、この勝利で50位以内に食い込めば「マスターズ」の出場権も得ることができる。
日本タイトルに海外メジャー出場権、「この優勝でいろいろなものが見えてくるという自分の理想が実現できた」とこれ以上ない最高のシーズンの締めくくりとなった藤田。輝きを取り戻した“アラフォーの星”が来シーズンもゴルフ界を盛り上げる。
【最終日の結果】
優勝:藤田寛之(-15)
2位:谷口徹(-14)
3位:ブレンダン・ジョーンズ(-12)
4位:平塚哲二(-11)
5位T:金庚泰(キム・キョンテ)(-10)
5位T:池田勇太(-10)
7位T:石川遼(-9)
7位T:小田孔明(-9)
9位:丸山茂樹(-8)