<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日>◇5日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)
藤田寛之の優勝で幕を閉じた「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。この大会で石川遼が09年の賞金王として挑んだシーズンが終わった。開幕戦「東建ホームメイトカップ」はいきなり予選落ちを喫したが「中日クラウンズ」では世界主要ツアー最小スコアの“58”を叩き出し優勝。さらに9月の「フジサンケイクラシック」では、高校の先輩薗田峻輔とのプレーオフを制し2勝目。そして終盤「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3勝目を挙げ賞金王争いに最後まで加わり続けた。
遼、2年連続賞金王逃すも「最高のシーズンだった」
石川は自分の出来ることすべてをそそいだこの1年を「最高のシーズン」と振り返ったが、一方で「努力が足りないと感じた部分はある。1年を通じてゴルフに対する愛情をより注ぎ込んだ選手が僕の上にいるので」と反省も口にする。続けて、この1年について率直な気持ちを語った。
「ゴルフファンの皆さん1人1人に感想を聞きたいですね。これでよかったのかな。僕の中では期待に応えられなかったという思いが強いです。今日の18番に上がってくるときに“1年間ありがとう”という声も沢山いただいて嬉しかったですし、幸せと思いました。でも、期待に応えられなかったという悔しい気持ちもあって」。
石川の中ではやりきった満足感と、見えてきた足りなかったものが混在して、今年は結局のところどんなシーズンだったのか、今は明確に語ることが出来なくなっているようだ。数々のドラマを見せて日本中を魅了した09年賞金王石川遼の今シーズン。あなたはどんな感想を持っただろうか。
藤田寛之の優勝で幕を閉じた「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。この大会で石川遼が09年の賞金王として挑んだシーズンが終わった。開幕戦「東建ホームメイトカップ」はいきなり予選落ちを喫したが「中日クラウンズ」では世界主要ツアー最小スコアの“58”を叩き出し優勝。さらに9月の「フジサンケイクラシック」では、高校の先輩薗田峻輔とのプレーオフを制し2勝目。そして終盤「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3勝目を挙げ賞金王争いに最後まで加わり続けた。
遼、2年連続賞金王逃すも「最高のシーズンだった」
石川は自分の出来ることすべてをそそいだこの1年を「最高のシーズン」と振り返ったが、一方で「努力が足りないと感じた部分はある。1年を通じてゴルフに対する愛情をより注ぎ込んだ選手が僕の上にいるので」と反省も口にする。続けて、この1年について率直な気持ちを語った。
「ゴルフファンの皆さん1人1人に感想を聞きたいですね。これでよかったのかな。僕の中では期待に応えられなかったという思いが強いです。今日の18番に上がってくるときに“1年間ありがとう”という声も沢山いただいて嬉しかったですし、幸せと思いました。でも、期待に応えられなかったという悔しい気持ちもあって」。
石川の中ではやりきった満足感と、見えてきた足りなかったものが混在して、今年は結局のところどんなシーズンだったのか、今は明確に語ることが出来なくなっているようだ。数々のドラマを見せて日本中を魅了した09年賞金王石川遼の今シーズン。あなたはどんな感想を持っただろうか。