今季の国内男子ツアーもいよいよ最終戦を迎え、賞金王対決もついに決着を迎える。奇しくも昨年と同じく今平周吾とショーン・ノリス（南アフリカ）の一騎打ちとなった頂上決戦。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構（JGTO）の広報担当理事を務める佐藤が挙げた2人の大会との相性はいかに！？

会見でショーン・ノリスが大暴れ！？

■歴代覇者はキレイにフェードぞろい！気になる2人は…

今年で56回目を迎える「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。例年通り、今年も東京よみうりカントリークラブで行われる。ジャンボこと尾崎将司、中嶋常幸、片山晋呉に藤田寛之ら錚々たるメンバーが顔をそろえる歴代優勝者たち。その共通点は…

「フェードヒッターが圧倒的に多いんです」。直近の優勝者を見ても、ドローヒッターで目に付くのは2015年覇者の石川遼と07年のブレンダン・ジョーンズ（オーストラリア）。そのほか宮本勝昌、宮里優作、大会3連覇を果たした藤田に丸山茂樹とフェーダーが勢ぞろいだ。11,12,14,17,18番と、とくにインコースにフェード向きのホールがあるという。「インコースがフェードヒッターのほうが打ちやすいイメージです。11、12、14はどれもティショットで右がトラブルで、それを避けるべく左に出して行きたくなります。11、12、17番はレイアウト自体がフェード向きですし、長いパー3の18番は花道は左側ですが、たいていピンは右に切られることが多いんです」と語る。


■可能性は『優勝』のみ！フェーダーのノリスにチャンスあり！？