<東建ホームメイトカップ 2日目>◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)
国内男子ツアー初戦「東建ホームメイトカップ」の2日目。1アンダー34位タイで初日を終えた石川遼はこの日も序盤から思うようにスコアを伸ばせないフラストレーションの溜まる展開。前半を終えた時点で1アンダーは変わらず、冴えない表情のままOUTの後半に入った。
石川遼の2日目の全ショットを1打速報で見る
しかし、迎えた3番パー3。ピンまで205ヤードのティショットは、3番アイアンか4番アイアンかで迷った末に4番でチョイス。「振り切ったことで強い球が打てたし、スピンも効いてグリーンに止まってくれましたね」。右から5ヤードと厳しい位置に切られたピンを攻めて、2メートルにつけるスーパーショットを披露。ここでこの日2つ目のバーディを奪って見せる。
すると、ここまで足踏みの続いていた石川のゴルフが「ガラリと変わった」。直後の4番パー5でもバーディを奪うと、切れ味を取り戻したショットで次々とバーディチャンスを演出。7番ではセカンドをグリーン奥の傾斜を使って寄せるマスターズばりの攻めを見せバーディと、後半スコアを伸ばし終わってみれば10位タイ。首位とは5打差ながら、前半の足踏みがウソのように開幕優勝も狙える位置に浮上して見せた。
「久しぶりに“あの一打で変わった”という一打を打てた。あそこまでの流れで4アンダーでホールアウト出来るとは思っていませんでしたね」好結果をもたらしたのは今大会開幕前から宣言していたアグレッシブな姿勢。「3番は2メートルにつけられるようなホールじゃない。でもピンを攻めていけばマグレでも近くにいく」と強気を取り戻すと、その精神状態がスイングにも好影響をもたらした。
国内男子ツアー初戦「東建ホームメイトカップ」の2日目。1アンダー34位タイで初日を終えた石川遼はこの日も序盤から思うようにスコアを伸ばせないフラストレーションの溜まる展開。前半を終えた時点で1アンダーは変わらず、冴えない表情のままOUTの後半に入った。
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しかし、迎えた3番パー3。ピンまで205ヤードのティショットは、3番アイアンか4番アイアンかで迷った末に4番でチョイス。「振り切ったことで強い球が打てたし、スピンも効いてグリーンに止まってくれましたね」。右から5ヤードと厳しい位置に切られたピンを攻めて、2メートルにつけるスーパーショットを披露。ここでこの日2つ目のバーディを奪って見せる。
すると、ここまで足踏みの続いていた石川のゴルフが「ガラリと変わった」。直後の4番パー5でもバーディを奪うと、切れ味を取り戻したショットで次々とバーディチャンスを演出。7番ではセカンドをグリーン奥の傾斜を使って寄せるマスターズばりの攻めを見せバーディと、後半スコアを伸ばし終わってみれば10位タイ。首位とは5打差ながら、前半の足踏みがウソのように開幕優勝も狙える位置に浮上して見せた。
「久しぶりに“あの一打で変わった”という一打を打てた。あそこまでの流れで4アンダーでホールアウト出来るとは思っていませんでしたね」好結果をもたらしたのは今大会開幕前から宣言していたアグレッシブな姿勢。「3番は2メートルにつけられるようなホールじゃない。でもピンを攻めていけばマグレでも近くにいく」と強気を取り戻すと、その精神状態がスイングにも好影響をもたらした。