<東建ホームメイトカップ 最終日>◇17日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)
国内男子ツアー初戦「東建ホームメイトカップ」の最終日。首位の高山忠洋と1打差の2位でスタートした石川遼だったが、2つの池ポチャが絡み2番から3連続ボギーと序盤から大ブレーキ。最終18番を迎えた時には5打差がつき優勝の可能性は限りなくゼロに近かった。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
しかし、最後は役者が見せた。グリーン手前からピンまで約20ヤードのアプローチは、思ったとおりの軌跡を描きカップイン。今週最大のガッツポーズが飛び出し、ギャラリーに応えて帽子を外した時には興奮のあまりサングラスが弾けとんだ。アプローチを重点課題に挙げ練習に取り組みだしたのは昨年末から。徹底的にグリーン周りの練習を繰り返し「今週に限ってはパットよりもアプローチのほうが自信があったので」と確信を持ってサンドウェッジを振りぬいた。
「キレがなかったし、スイングにも締まりがなくて、情けない感じになってしまった。18番に来た時に優勝の出来る位置でなくちゃダメ」スコアを落としたこの日のゴルフには厳しかったものの、18番バーディフィニッシュでトータル5アンダー単独3位でホールアウト。「序盤バタついてしまったのは練習不足ですけど、それでも3位という順位は体調を上手く保てた証拠。良い位置でプレーできたのはすごく収穫だと思います」アメリカからの長距離移動にも大崩れすることなく、好位置で2011年シーズンをスタートさせた。
今季の賞金全額を東日本大震災の被災地に寄付という取り組みは「マスターズ」からスタートしているが、いよいよ国内ツアーでも始まった。その意味でも単独3位に入ったことは大きい。「まだ始まったばかり。被災者の方々の戦いもまだ始まったばかりだと思うので頑張りたい」一打一打に気持ちを込めて、どんな時でも最後まであきらめない姿勢を貫き続ける。
国内男子ツアー初戦「東建ホームメイトカップ」の最終日。首位の高山忠洋と1打差の2位でスタートした石川遼だったが、2つの池ポチャが絡み2番から3連続ボギーと序盤から大ブレーキ。最終18番を迎えた時には5打差がつき優勝の可能性は限りなくゼロに近かった。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
しかし、最後は役者が見せた。グリーン手前からピンまで約20ヤードのアプローチは、思ったとおりの軌跡を描きカップイン。今週最大のガッツポーズが飛び出し、ギャラリーに応えて帽子を外した時には興奮のあまりサングラスが弾けとんだ。アプローチを重点課題に挙げ練習に取り組みだしたのは昨年末から。徹底的にグリーン周りの練習を繰り返し「今週に限ってはパットよりもアプローチのほうが自信があったので」と確信を持ってサンドウェッジを振りぬいた。
「キレがなかったし、スイングにも締まりがなくて、情けない感じになってしまった。18番に来た時に優勝の出来る位置でなくちゃダメ」スコアを落としたこの日のゴルフには厳しかったものの、18番バーディフィニッシュでトータル5アンダー単独3位でホールアウト。「序盤バタついてしまったのは練習不足ですけど、それでも3位という順位は体調を上手く保てた証拠。良い位置でプレーできたのはすごく収穫だと思います」アメリカからの長距離移動にも大崩れすることなく、好位置で2011年シーズンをスタートさせた。
今季の賞金全額を東日本大震災の被災地に寄付という取り組みは「マスターズ」からスタートしているが、いよいよ国内ツアーでも始まった。その意味でも単独3位に入ったことは大きい。「まだ始まったばかり。被災者の方々の戦いもまだ始まったばかりだと思うので頑張りたい」一打一打に気持ちを込めて、どんな時でも最後まであきらめない姿勢を貫き続ける。