<中日クラウンズ 初日>◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)
今大会で52回目を数える伝統の「中日クラウンズ」。51年連続出場を続けてきた杉原輝雄は体調不良により出場することがかなわなかったが、過去5度の優勝を誇るジャンボこと尾崎将司が絶好のスタートを切った。
ジャンボ尾崎のスイングをハイスピードムービーで分析!
尾崎は1番で幸先良くバーディを先行させると、「アイアンの切れ味が出てきた。飛距離も出ている」という好調のショットでリズムを作っていく。1アンダーで前半を終えると12番でバーディ、13番はボギーとしたものの、15番、17番とバーディを積み重ね、首位と2打差の3位タイで初日を終えた。
ここ数年持病を抱え、まともにプレーすることすら困難な時期が続いていたジャンボが、伝統の舞台で復活の狼煙を上げた。今季はドン杉原に進められた加圧トレーニングに取り組み、「1回やってみようと思いやってみたら、すごく良い結果が出た」とようやく戦える体を手に入れた。一度は断念した禁煙に取り組めているのも、体の調子の良さの表れ。開幕戦「東建ホームメイトカップ」は予選落ち、「つるやオープン」は欠場と結果は出ていなかったが、ここに来て状態の良さとゴルフが噛み合ってきたようだ。
東日本大震災発生を受けて、男子プロとしてはいち早く街頭募金活動を行うなど、今こそ日本のために立ち上がろうという気持ちは強い。「自分が元気にならなきゃ、(プレーで元気を)そういうことにも応えられないけど、手ごたえ感じているから。ちょっと今年の尾崎は違うよ。ここだけの話」不敵に笑うジャンボから目が離せなくなった。
今大会で52回目を数える伝統の「中日クラウンズ」。51年連続出場を続けてきた杉原輝雄は体調不良により出場することがかなわなかったが、過去5度の優勝を誇るジャンボこと尾崎将司が絶好のスタートを切った。
ジャンボ尾崎のスイングをハイスピードムービーで分析!
尾崎は1番で幸先良くバーディを先行させると、「アイアンの切れ味が出てきた。飛距離も出ている」という好調のショットでリズムを作っていく。1アンダーで前半を終えると12番でバーディ、13番はボギーとしたものの、15番、17番とバーディを積み重ね、首位と2打差の3位タイで初日を終えた。
ここ数年持病を抱え、まともにプレーすることすら困難な時期が続いていたジャンボが、伝統の舞台で復活の狼煙を上げた。今季はドン杉原に進められた加圧トレーニングに取り組み、「1回やってみようと思いやってみたら、すごく良い結果が出た」とようやく戦える体を手に入れた。一度は断念した禁煙に取り組めているのも、体の調子の良さの表れ。開幕戦「東建ホームメイトカップ」は予選落ち、「つるやオープン」は欠場と結果は出ていなかったが、ここに来て状態の良さとゴルフが噛み合ってきたようだ。
東日本大震災発生を受けて、男子プロとしてはいち早く街頭募金活動を行うなど、今こそ日本のために立ち上がろうという気持ちは強い。「自分が元気にならなきゃ、(プレーで元気を)そういうことにも応えられないけど、手ごたえ感じているから。ちょっと今年の尾崎は違うよ。ここだけの話」不敵に笑うジャンボから目が離せなくなった。