＜中日クラウンズ　3日目＞◇30日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)

　愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催されている、国内男子ツアー「中日クラウンズ」は3日目が終了して、トータル9アンダーまでスコアを伸ばしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が単独首位に立った。2打差の2位タイにはI・J・ジャン(韓国)と金聖潤(韓国)、トータル6アンダー4位には今大会初出場の薗田峻輔がつけている。

遼、首位と6打差12位タイに浮上！昨年の再現なるか？

　薗田は前半でスコアを1つ伸ばすと、後半の10番、12番でもバーディを奪い上位に顔を出してくる。「前半は特にトラブルもなくいいリズムで来れた。後半もポン、ポンとバーディがきたが、途中でつまずいてしまいましたね」14番、15番で連続ボギーを叩くが、17番では大事なパットを沈めパーをセーブ。18番ではしっかりとバーディを奪い、首位とは3打差でホールアウトした。

　「このコースが好きですね」と話す薗田は、初出場とは思えない巧みなコースマネージメントで初日から上位をキープ。「イメージがいいんですね。スコアが出るから好きとかいうわけではなく、(もし)大叩きしても好きだし、やってて楽しい」と自信を持ってまわれているようだ。「明日は5アンダー以上出してみたい。そうしたら優勝の可能性も見えてきますね」と意気込みも見せた薗田。逆転でツアー2勝目を飾ることができるか。

　トータル5アンダー5位タイには池田勇太、昨日首位だった岩田寛ら5選手、大会連覇を狙う石川遼は12位タイに浮上した。