<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 3日目>◇14日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(7,158ヤード・パー71)
国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」の3日目。ツアー未勝利の河井博大が韓国のベ・サンムンと並んでトータル6アンダーで首位に立った。
遼、4連続ボギーでブレーキ…巻き返しへエースパター投入!
河井の今大会の躍進を支えているのが安定したパッティングだ。この日も最終18番を象徴するように2メートル前後のパーパットを辛抱強く沈め、各選手苦戦する中上位をキープし続けた。例年高いパーオン率を誇りショットに定評のある河井だが、パッティングが長年の悩みのタネだった。しかし、今季は「中日クラウンズ」からパターを「試合では初めて」というマレットタイプに変え手ごたえを得た。さらに、パット好調の一因となっているのがある秘密の練習だ。
それは、石川遼が練習に取り入れている長方形の箱をパターで打つトレーニング。平面の箱を打つことで真っ直ぐに打ち出せているかを確かめるものだが、「去年のABC(マイナビABCチャンピオンシップ)で遼君がやっているのを見て。聞きたかったけど勇気がなくて指くわえてみてたんです。でも、今週フラッと入ったゴルフ用品店で売ってたので」と迷わず自腹購入。「これで稼げるなら」とホテルで、パッティンググリーンでコツコツ打ち続け、苦手のパットを磨いたことが早くも実戦で効果を生んだようだ。
河井は瀬戸内高校では田中秀道の一年後輩。プロになってからもアドバイスを受ける関係が続いている。「お前は考えれば考えるほどダメになるから、ターゲットを決めて空に向かって打てばいいんだ」毎回のように言われる先輩の言葉を胸に刻んでここまでプロとして戦ってきた。「次につながる最終ラウンドとなると思います。どういう緊張感の中で打っていけるかですね」メジャーの舞台で最終日最終組。厳しい1日になることは間違いないが、そんな時こそ“空に向かって打て”。39歳の挑戦が始まる。
国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」の3日目。ツアー未勝利の河井博大が韓国のベ・サンムンと並んでトータル6アンダーで首位に立った。
遼、4連続ボギーでブレーキ…巻き返しへエースパター投入!
河井の今大会の躍進を支えているのが安定したパッティングだ。この日も最終18番を象徴するように2メートル前後のパーパットを辛抱強く沈め、各選手苦戦する中上位をキープし続けた。例年高いパーオン率を誇りショットに定評のある河井だが、パッティングが長年の悩みのタネだった。しかし、今季は「中日クラウンズ」からパターを「試合では初めて」というマレットタイプに変え手ごたえを得た。さらに、パット好調の一因となっているのがある秘密の練習だ。
それは、石川遼が練習に取り入れている長方形の箱をパターで打つトレーニング。平面の箱を打つことで真っ直ぐに打ち出せているかを確かめるものだが、「去年のABC(マイナビABCチャンピオンシップ)で遼君がやっているのを見て。聞きたかったけど勇気がなくて指くわえてみてたんです。でも、今週フラッと入ったゴルフ用品店で売ってたので」と迷わず自腹購入。「これで稼げるなら」とホテルで、パッティンググリーンでコツコツ打ち続け、苦手のパットを磨いたことが早くも実戦で効果を生んだようだ。
河井は瀬戸内高校では田中秀道の一年後輩。プロになってからもアドバイスを受ける関係が続いている。「お前は考えれば考えるほどダメになるから、ターゲットを決めて空に向かって打てばいいんだ」毎回のように言われる先輩の言葉を胸に刻んでここまでプロとして戦ってきた。「次につながる最終ラウンドとなると思います。どういう緊張感の中で打っていけるかですね」メジャーの舞台で最終日最終組。厳しい1日になることは間違いないが、そんな時こそ“空に向かって打て”。39歳の挑戦が始まる。