<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 最終日>◇15日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(7,158ヤード・パー71)
「噛み合わない1週間でした」その言葉を象徴するようなラウンドで、石川遼の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」はトータル2オーバーの12位タイ幕を閉じた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
首位とは9打差でスタートした石川は、2つのパー5でバーディを奪いまずまずの立ち上がりをみせる。しかし、その後はショット、アプローチ、パターが噛み合わず結局最後までスコアカード通りのプレーで足踏み。マッスルバックに変えたアイアンショットは度々光るものを見せたが、5メートル以内のチャンスがことごとく決まらず。この日投入したL字タイプのエースパターもチャージを演出することが出来なかった。
それでも、ホールアウト後の石川の表情は明るかった。「悪いところは特に見当たらないですね。1日もスッキリ出来る日がなかったけど、12位タイですから。ゴルフの底上げが出来てきた。この順位で上がれたことはすごく意義があると思います」こだわりを見せるバーディ数が少なく不満は残るが、3日目の4連続以外はピンチの場面でもボギーを叩かない粘り強さを見せて上位でプレーを終えられたことに、満足といった様子だ。
さらに、今大会では実戦初投入のマッスルバックアイアンへの手応えを感じたのも収穫だ。「平均で5ヤードくらい飛距離が伸びていた。一番手下のクラブを使えると全然違ってくると思う」距離に対してより短いクラブを使うことが出来れば、硬いグリーンでもスピンを効かせた球を上から落としてデッドにピンを攻めることが出来る。攻めのゴルフを身上とする石川らしいプレーにはうってつけのクラブだ。
「噛み合わない1週間でした」その言葉を象徴するようなラウンドで、石川遼の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」はトータル2オーバーの12位タイ幕を閉じた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
首位とは9打差でスタートした石川は、2つのパー5でバーディを奪いまずまずの立ち上がりをみせる。しかし、その後はショット、アプローチ、パターが噛み合わず結局最後までスコアカード通りのプレーで足踏み。マッスルバックに変えたアイアンショットは度々光るものを見せたが、5メートル以内のチャンスがことごとく決まらず。この日投入したL字タイプのエースパターもチャージを演出することが出来なかった。
それでも、ホールアウト後の石川の表情は明るかった。「悪いところは特に見当たらないですね。1日もスッキリ出来る日がなかったけど、12位タイですから。ゴルフの底上げが出来てきた。この順位で上がれたことはすごく意義があると思います」こだわりを見せるバーディ数が少なく不満は残るが、3日目の4連続以外はピンチの場面でもボギーを叩かない粘り強さを見せて上位でプレーを終えられたことに、満足といった様子だ。
さらに、今大会では実戦初投入のマッスルバックアイアンへの手応えを感じたのも収穫だ。「平均で5ヤードくらい飛距離が伸びていた。一番手下のクラブを使えると全然違ってくると思う」距離に対してより短いクラブを使うことが出来れば、硬いグリーンでもスピンを効かせた球を上から落としてデッドにピンを攻めることが出来る。攻めのゴルフを身上とする石川らしいプレーにはうってつけのクラブだ。