＜ダイヤモンドカップゴルフ　3日目＞◇28日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース(7,108ヤード・パー72)

　千葉県にある千葉カントリー倶楽部梅郷コースで開催されている、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。23位タイでスタートした河瀬賢史(かわせ・まさふみ)が、7バーディ・1ボギーの“66”をマーク。トータル9アンダーで首位とは5打差の4位タイに浮上した。

藤田寛之が3位に浮上「明日はちょっとでも上を脅かしたい」

　河瀬は3番で8メートルのバーディパットを沈めると、4番ではセカンドを2.5メートルにつけて2つ目のバーディ。8番でもバーディを奪い前半でスコアを3つ伸ばす。後半は12番で1メートルのパーパットを外しボギーとするが、15番をバーディとすると、そこから16番、17番、18番と4ホール連続でバーディを奪ってホールアウト。一気に優勝戦線に食い込んできた。

　先週の「とおとうみ浜松オープン」では地元の声援を受け初日首位タイと堂々のスタートを切った。しかし「(初日首位になったことで)てんぱっちゃって…」と終わってみれば37位タイ。「あの時は、2日目から最終日まで自分を出せていないことに気づきました」と反省した河瀬。「今週は自分向きのコースと思ったので、焦らずプレーできたのが良かったと思います」と今大会では自分をコントロールできている。

　河瀬はチーム芹澤に所属し、同じ静岡在住の藤田寛之とは3年前に知り合い、オフには一緒にトレーニングに励んでいる。自らが師と仰いでいる藤田はこの日3つスコアを伸ばし3位に浮上。明日は同組での師弟対決とはならなかったがが、師匠の1つ前の組でさらなる成長をみせつけたい。