<サン・クロレラ クラシック 初日◇28日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)>
今年も小樽カントリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。初日を終えて9バーディを奪う猛攻を見せた平塚哲二が7アンダーで単独首位スタートを切った。
アマチュア松山英樹、苦しみながらも耐えて1オーバー発進
この日特に冴えたのがパッティングだ。「練習ラウンドで(矢野)東に“タッチが強すぎ”と言われた。それで、カップに合わせて打つようにしましたね。まだつかめてないけど、いい感じ」1番でいきなり15メートルを放り込むと、2番では4メートルを沈めた。その後も4メートル以内のバーディチャンスをことごとくモノにしてバーディを積み重ねると、最終18番では8メートルを決めてフィニッシュ。6アンダーで先にホールアウトしていた池田を1打上回って見せた。
しかし、好調のパットとは裏腹にショットは苦戦している。「全英終わった晩に左手首を痛めたんですよ。骨が一個ズレてじん帯が炎症起こしてる」ラウンド中も痛みを覚える左手は思うように使えないため、ヘッドが走って引っ掛けるミスが続発。特に長いクラブはコントロールが効かない状況だ。それだけにいきなりの首位発進に「こんなスコアで回れるとは思ってなかった」と平塚自身も驚きを隠せない。怪我の影響で「とりあえず散歩してきますって感じでやってる」と自身に期待をかけすぎずリラックスしてラウンドできていることが好スコアにつながったようだ。
痛みを抱えたまま、最後まで優勝争いをすることはかなり厳しいことが予想されるが、アジア、ヨーロッパ、日本を又にかけて転戦する平塚だけに少々のことでは動じない。手負いの荒武者は最後まで大会を盛り上げてくれそうだ。
今年も小樽カントリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。初日を終えて9バーディを奪う猛攻を見せた平塚哲二が7アンダーで単独首位スタートを切った。
アマチュア松山英樹、苦しみながらも耐えて1オーバー発進
この日特に冴えたのがパッティングだ。「練習ラウンドで(矢野)東に“タッチが強すぎ”と言われた。それで、カップに合わせて打つようにしましたね。まだつかめてないけど、いい感じ」1番でいきなり15メートルを放り込むと、2番では4メートルを沈めた。その後も4メートル以内のバーディチャンスをことごとくモノにしてバーディを積み重ねると、最終18番では8メートルを決めてフィニッシュ。6アンダーで先にホールアウトしていた池田を1打上回って見せた。
しかし、好調のパットとは裏腹にショットは苦戦している。「全英終わった晩に左手首を痛めたんですよ。骨が一個ズレてじん帯が炎症起こしてる」ラウンド中も痛みを覚える左手は思うように使えないため、ヘッドが走って引っ掛けるミスが続発。特に長いクラブはコントロールが効かない状況だ。それだけにいきなりの首位発進に「こんなスコアで回れるとは思ってなかった」と平塚自身も驚きを隠せない。怪我の影響で「とりあえず散歩してきますって感じでやってる」と自身に期待をかけすぎずリラックスしてラウンドできていることが好スコアにつながったようだ。
痛みを抱えたまま、最後まで優勝争いをすることはかなり厳しいことが予想されるが、アジア、ヨーロッパ、日本を又にかけて転戦する平塚だけに少々のことでは動じない。手負いの荒武者は最後まで大会を盛り上げてくれそうだ。