＜サン・クロレラ クラシック　3日目◇30日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。2位に4打差をつけて3日目を迎えた平塚哲二だったが、この日は3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせずトータル13アンダーでホールアウト。トータル14アンダーまでスコアを伸ばした池田勇太に単独首位の座を譲り渡した。

勇太“64”で首位浮上も「誰が勝つか知ってるのは神様だけ」

　この日の平塚は常にボギーが先行する苦しい展開。「バーディを取り返したと思ったら、またボギーが出て」。伸ばして行きたいホールでは「ついたところが難しかった」難しい位置に切られたピンに対し突っ込みすぎたことで、難しいラインばかりが残りスコアを伸ばしていくことが出来なかった。

　それでも2日間の貯金が生きて最終組はキープ。「16番、18番と耐えられたんで。明日につなげられたかな」首位とは1打差とまだまだ優勝は狙える位置だ。「相手は勇太とアフィバーンラトだからね。グッといかれると20アンダーくらい行くかもね。ついていくように頑張ります」。全英オープンから痛めた左手首痛も回復傾向でショットの不安は薄れつつある。気持ちを切り替えてスコアを伸ばしていくのみだ。


【3日目の順位】
1位：池田勇太(-14)
2位：平塚哲二(-13)
3位：キラデク・アフィバーンラト(-11)
4位：井上忠久(-10)
5位：丸山大輔(-9)
6位T：松山英樹(-8)※
6位T：岩田寛(-8)
6位T：J・チョイ(-8)
9位T：片岡大育(-7)他4名
14位T：藤本佳則(-7)他3名※