＜フジサンケイクラシック　事前情報◇31日◇富士桜カントリー倶楽部(7,405ヤード・パー71)＞

　山梨県にある富士桜カントリー倶楽部で開催される、国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」。この日プロアマに出場した薗田峻輔は、石川遼との激闘を繰り広げた昨年大会を思い起こしながら18ホールをラウンドした。

　中でも印象に残っているホールの1つが15番パー5。昨年大会の最終日。グリーン手前バンカーから放った薗田の3打目は、ピンを大きく越えてグリーン奥のテレビ放送ブースを直撃。しかし、ブースに当たったことでボールは下に落ち、なんとかパーを拾ったという思い出のホールだ。

　この日の会見では、15番のテレビブースに当てたこと思い出しましたか？との質問に「思い出しました(笑)今日もあのバンカーから最終日を想定して、上のピン位置にキャディを立たせて練習しました。あれからたくさん練習したので、去年のようにはならないようにしたいですね」と苦笑いを浮かべてコメントした。

　これ以外にも、昨年大会の最終日18番ではグリーン奥からのアプローチがピンフラッグに当たるというミラクルも披露している薗田。今大会はどんなドラマを見せてくれるのか。