＜フジサンケイクラシック　初日◇1日◇富士桜カントリー倶楽部(7,405ヤード・パー71)＞

　国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の初日は、降雨によるコースコンディションの不良により6時30分に中止が決定した。

薗田、昨年のテレビブース直撃ショット思い出し苦笑い

　開催コースの富士桜カントリー倶楽部には昨夜から130ミリを超える雨が降り続き、関係者が5時15分にコースをチェックした時点でバンカーに水が溜まり、フェアウェイ、ティグラウンドのいたるところに水が浮いている状況。台風12号が本州に接近していることで天候の回復が見込めないため、競技開催は不可能と判断して6時30分に中止が決定。クラブハウスでアナウンスを聞いた選手達は次々とコースを後にした。

　今後のスケジュールについて競技ディレクターの中島氏は「72ホールをやるという可能性は残しつつ、あらゆる可能性を検討しているところです。しかし、日照時間などを考えると現実的には72ホールはきわめて厳しい」とコメント。1ラウンド減らした54ホール、台風の影響によっては競技成立ギリギリの36ホール短縮競技となることも示唆した。

　昨年大会2位の薗田峻輔もコース入りしたものの、中止のアナウンスを聞き早々に引きあげ。「残念ですけどしょうがない。明日以降も雨があると思う。距離が長いですし、雨で飛距離も落ちるので、その辺を上手くごまかしながらやっていきたいですね」と明日以降を見据えていた。