一時はあのタイガー・ウッズ(米国)までその症状の片鱗を見せたこともある『イップス』。選手生命を脅かすこともあるが、いったいどこからが『イップス』と呼ばれるのだろうか?
■そもそもイップスの定義って?
イップスに関する啓発や指導者の育成などに取り組む「日本イップス協会」会長の河野昭典氏に聞いてみると、『今までできていたことが、突然できなくなること』が、イップスの定義だという。
心の葛藤により、筋肉や神経、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的な症状で、集中すべき場面で、プレッシャーによる極度の緊張から、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスができない症状をイップスという。
いま行っていることが自分に合っていないというサインでもあり、インプットした知識や情報を、うまくアウトプットできないことで生じる。『もっとうまくなるには』、『もっとこうしたら良くなるのでは』と様々なことを考え、能力の高い選手がかかりやすい症状だ。そして、イップスの大きな壁となるのが、なかなか本人が認めにくいところ。一時的なスランプとは異なり、イップスは受け入れることが克服への第一歩だと河野氏は話す。
そして、「本当は言いたくない…」という気持ちをぐっとこらえ、重い口を開いてくれた堀川。壁に真正面から向き合ってもらい、イップスを乗り越える糸口を探る。
■そもそもイップスの定義って?
イップスに関する啓発や指導者の育成などに取り組む「日本イップス協会」会長の河野昭典氏に聞いてみると、『今までできていたことが、突然できなくなること』が、イップスの定義だという。
心の葛藤により、筋肉や神経、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的な症状で、集中すべき場面で、プレッシャーによる極度の緊張から、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスができない症状をイップスという。
いま行っていることが自分に合っていないというサインでもあり、インプットした知識や情報を、うまくアウトプットできないことで生じる。『もっとうまくなるには』、『もっとこうしたら良くなるのでは』と様々なことを考え、能力の高い選手がかかりやすい症状だ。そして、イップスの大きな壁となるのが、なかなか本人が認めにくいところ。一時的なスランプとは異なり、イップスは受け入れることが克服への第一歩だと河野氏は話す。
そして、「本当は言いたくない…」という気持ちをぐっとこらえ、重い口を開いてくれた堀川。壁に真正面から向き合ってもらい、イップスを乗り越える糸口を探る。