<コカ・コーラ東海クラシック 3日目>◇1日◇三好カントリー倶楽部(7,310ヤード・パー72)
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の3日目。藤田寛之がこの日“68”で回りトータル7アンダー2位タイに浮上。今季初優勝へ最終日に1打差の逆転を狙う。
藤田寛之、「一番好き」理想の展開で最終日へ
優勝争いに浮上してきた藤田だが、今大会は初日に“75”を叩き3オーバーと出遅れていた。しかし、2日目に“66”をマークすると、その勢いのまま3日目も“68”でリーダーズボードを駆け上がってきた。初日ホールアウト後に、テレビ解説でコース入りしている師匠の芹澤信雄にスイングの乱れを指摘されたことが復調の要因となったようだ。
シーズン中、たびたびスイングのリズムを乱し、いつも悩んでいるという印象が強い藤田。しかし、本来はシーズン中にここまでスイングに乱れが出るタイプではなかったという。乱れが出るようになってきたのは、世界と戦う上で必要だと肌で感じた飛距離を追い求めるようになってからだ。「世界のゴルフを体感していく中で、世界で結果を出すために飛距離は必要と感じた」。藤田は今季すべての米国メジャーに出場したが、すべて予選落ち。世界の舞台で戦う機会が増えるにつれ、飛距離への欲求は高まっている。
08年からは飛距離アップのために本格的にトレーニングを始め、昨年は長尺ドライバーを試すなど、40歳を超えてなお飛距離の追求をやめることはない。「この時代、飛距離がないのは致命的ですから」。世界だけではなく日本に目を移しても、若い世代が豪快なドライブを連発して台頭してくる中、手をこまねいているわけにはいかなかった。08年には273.69ヤードで64位タイだった平均飛距離は、右肩上がりで伸び続け11年現時点で283.56ヤードで41位。時代の進歩に取り残されないよう、41歳も休むことなく進化を続けている。
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の3日目。藤田寛之がこの日“68”で回りトータル7アンダー2位タイに浮上。今季初優勝へ最終日に1打差の逆転を狙う。
藤田寛之、「一番好き」理想の展開で最終日へ
優勝争いに浮上してきた藤田だが、今大会は初日に“75”を叩き3オーバーと出遅れていた。しかし、2日目に“66”をマークすると、その勢いのまま3日目も“68”でリーダーズボードを駆け上がってきた。初日ホールアウト後に、テレビ解説でコース入りしている師匠の芹澤信雄にスイングの乱れを指摘されたことが復調の要因となったようだ。
シーズン中、たびたびスイングのリズムを乱し、いつも悩んでいるという印象が強い藤田。しかし、本来はシーズン中にここまでスイングに乱れが出るタイプではなかったという。乱れが出るようになってきたのは、世界と戦う上で必要だと肌で感じた飛距離を追い求めるようになってからだ。「世界のゴルフを体感していく中で、世界で結果を出すために飛距離は必要と感じた」。藤田は今季すべての米国メジャーに出場したが、すべて予選落ち。世界の舞台で戦う機会が増えるにつれ、飛距離への欲求は高まっている。
08年からは飛距離アップのために本格的にトレーニングを始め、昨年は長尺ドライバーを試すなど、40歳を超えてなお飛距離の追求をやめることはない。「この時代、飛距離がないのは致命的ですから」。世界だけではなく日本に目を移しても、若い世代が豪快なドライブを連発して台頭してくる中、手をこまねいているわけにはいかなかった。08年には273.69ヤードで64位タイだった平均飛距離は、右肩上がりで伸び続け11年現時点で283.56ヤードで41位。時代の進歩に取り残されないよう、41歳も休むことなく進化を続けている。