誰が見てもわかるようにトレードマークは笑顔。同級生の宮里優作、清田太一郎らに対抗するために、大学卒業後言葉も通じない米国へゴルフの武者修行に出たときに、「自分が入りやすい環境を作ろうとしたら笑顔になっていた」とゴルフと共に身につけてきた。
初シードの今季、「ANAオープン」から「キヤノンオープン」までの4試合連続で予選落ちを喫した時にはさすがに笑顔も失われていたが、出場しなかった「日本オープン」の週を休養に充てたことでリフレッシュ。「笑ってやろうと。打っちゃってもしょうがない。笑ってやったほうがテンションも上がって、結果も上手くいくと思うから」。本来の笑顔を取り戻し復調のきっかけをつかむと、今大会では4日間60台を並べる抜群の安定感を披露。プレーオフ終盤はさすがに疲れも出ていたが、最後まで絶やさなかった笑顔の力でツアー初優勝をもぎ取って見せた。
6ホールに及ぶプレーオフは1993年の「JCBクラシック仙台」以来。互いの体力と精神力を削りあう様は“死闘”という言葉がふさわしい。しかし、河野の“笑顔”と共にファンの心に刻まれた2011年の「マイナビABCチャンピオンシップ」に限っては“死闘”という言葉が使われることはなさそうだ。
【最終結果】
優勝:河野晃一郎(-15)※プレーオフ
2位:ベ・サンムン(-15)
3位T:藤田寛之(-14)
3位T:小田孔明(-14)
5位T:矢野東(-13)
5位T:J・B・パク(-13)
7位T:上井邦浩(-12)
7位T:増田伸洋(-12)
7位T:野仲茂(-12)
10位T:石川遼(-11)他2名
初シードの今季、「ANAオープン」から「キヤノンオープン」までの4試合連続で予選落ちを喫した時にはさすがに笑顔も失われていたが、出場しなかった「日本オープン」の週を休養に充てたことでリフレッシュ。「笑ってやろうと。打っちゃってもしょうがない。笑ってやったほうがテンションも上がって、結果も上手くいくと思うから」。本来の笑顔を取り戻し復調のきっかけをつかむと、今大会では4日間60台を並べる抜群の安定感を披露。プレーオフ終盤はさすがに疲れも出ていたが、最後まで絶やさなかった笑顔の力でツアー初優勝をもぎ取って見せた。
6ホールに及ぶプレーオフは1993年の「JCBクラシック仙台」以来。互いの体力と精神力を削りあう様は“死闘”という言葉がふさわしい。しかし、河野の“笑顔”と共にファンの心に刻まれた2011年の「マイナビABCチャンピオンシップ」に限っては“死闘”という言葉が使われることはなさそうだ。
【最終結果】
優勝:河野晃一郎(-15)※プレーオフ
2位:ベ・サンムン(-15)
3位T:藤田寛之(-14)
3位T:小田孔明(-14)
5位T:矢野東(-13)
5位T:J・B・パク(-13)
7位T:上井邦浩(-12)
7位T:増田伸洋(-12)
7位T:野仲茂(-12)
10位T:石川遼(-11)他2名