＜三井住友VISA太平洋マスターズ　2日目◇11日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の2日目は、降雨によるコースコンディションの不良のため、2度の中断を繰り返したあと、13時44分にサスペンデッドが決定。今大会は54ホールの短縮競技となった。

三井住友VISA2日目はサスペンデッド、54Hの短縮競技に

　初日59位タイと出遅れていた石川遼は、いつ再開されてもいいように集中力を切らさず雨の中しっかりと打ち込みを行った。しかし結局スタートすることはなかった。「試合中でしか得られないものはあるので、18ホールできなくなったのはもったいない。(大好きなコースで)長い時間プレーしたかったのですが」と残念そうだったが「仕方がない。明日、明後日なんとか頑張っていきたいです」と切り替えた。

　ちなみに石川が、残りの試合で手にすることができる最大賞金は1億250万円。(三井住友VISA太平洋マスターズ　54ホールのため2,250万円、カシオワールド・日本シリーズ各4,000万円)。ベ・サンムン(韓国)との差が6,061万円のため、現時点では逆転賞金王の可能性は残している。だが、サンムンが今大会で優勝した場合、石川は単独9位以内に入らないと賞金王の可能性はなくなってしまう。

　首位とは8打差の石川。残り36ホールでどこまで上り詰めることができるか。明日は9時35分にスタートする。