＜三井住友VISA太平洋マスターズ　最終日◇13日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)＞

　静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催された、国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。松山英樹が史上3人目となるアマチュア優勝。2位は谷口徹、3位タイには小田孔明、チャール・シュワーツェル(南アフリカ)、ベ・サンムン(韓国)らが入った。

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　2位の谷口は、最終18番でイーグルを奪取するも「せめてもう一発、パットが入っていたら展開は変わったのになぁ」と悔しそうに語る。優勝した松山については「パターが上手いね。あぶないのも入れていた。最初からアマチュアだとは思って相手してなかったけどね。スケールもでかい。いつでも来いや(笑)プロに」と声をかけた。

　今日6つスコアを伸ばした小田は「7打差あったからね。ちょっとずつでも詰めていきたかったけど(勝てなかったら)一緒です」と淡々と話した。また「松山はいずれ勝つ選手だと思ってましたから。来年、プロになるかどうかわかりませんが、また新たなやつが現れたなって感じですね。若い選手がどんどん出てくるのは自分にとっていい刺激になります」と松山の優勝を喜んだ。

　サンムンは「今日は難しかった。風が難しかった」と気まぐれな風に苦労したが、着実にスコアを2つ伸ばして見せた。来週が国内ツアー最終戦となるが「一番大きな試合ですから、調子が良ければチャンスはあると思います」と賞金王へ向けて意気込みを語った。