＜ダンロップフェニックストーナメント　最終日◇20日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)＞

　国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」は武藤俊憲の優勝で幕を閉じた。これにより賞金王決定は、次戦「カシオワールドオープン」以降に持ち越し。賞金王の可能性を残すのは、今大会で優勝した武藤を含めベ・サンムン(韓国)、石川遼、谷口徹、小田孔明、近藤共弘、久保谷健一の7人に絞られた。

2年振りVの武藤が取り戻した“2つの足りなかったこと”

　賞金ランキング2位の石川遼以下の6選手が、現在賞金ランキング1位のベを逆転するには残り2戦2勝が必須条件。(連勝以外で最も賞金を稼ぐ組み合わせである「カシオワールドオープン」2位(2,000万円)、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」優勝(4,000万円)でもベに届かないため)仮に次戦で石川、谷口徹、小田孔明、近藤共弘、武藤俊憲、久保谷健一以外の選手が優勝すると、最終戦を待つことなくベの賞金王が決定する。

【ダンロップフェニックス終了時の賞金ランキング】
1位：ベ・サンムン(151,078,958円)
2位：石川遼(86,542,603円)
3位：谷口徹(84,998,944円)
4位：小田孔明(83,628,441円)
5位：近藤共弘(75,748,899円)
6位：武藤俊憲(75,381,488円)
7位：久保谷健一(71,337,370円)

【残り2試合の賞金額】
カシオワールドオープン　優勝4,000万円　2位2,000万円
ゴルフ日本シリーズJTカップ　優勝4,000万円　2位1,500万円