素振りをする後ろにはヘッドスピード測定器を置いて数値をチェック。「疲れていると振れない」ことから、ヘッドスピードを可視化してその日のコンディションチェックにも役立てている。
助走をつけて素振りをするのは珍しいパターンだが、「(アドレスから)普通に始動するのはスピードが出にくいので、一番スピードが出やすい振り方をして、普通に始動したときにもそのスピードで振れるようにやっています」と説明する。最速で振れるスイングを体にしみ込ませてトレーニング効果を上げる狙いがある。
6本のクラブでさまざまな全力素振りを行った後、実際にボールを打って“振れる感覚”を体にしみ込ませて終了。トレーニングが終わると息も上がり、汗だくになっている。そして一休みしてからスタート前の練習を始める。
スタート前に行うことで、スタート時から振れる利点もあるが、「もうちょっと長い視点でスピードを上げるのが目的。試合の時に(トレーニングを)やらないと筋肉が落ちてしまいます。(連戦中でも)なるべく維持して、あわよくば上げていけるように試合中も毎日やります」。
6週ぶりの試合となったが、以前よりも振れているように見える。「だいぶスイングが落ち着いてきている証拠でもあるかな。例えば以前は6割の力感でいいショットが打てても7割、8割の力感で振ると悪いところが出る。今は10パーセントぐらい力感を増しても悪い影響が出なくなっています。自分としてはよくなっている部分を変えないようにしながら、スピードを上げていくのが、これから数年間の一つの課題でもあります。徐々にスタートしている段階です」。
今まで以上にドライバーや長いクラブに自信を持って飛距離も伸ばすのが最終的な目的地と語るが、この夏からは新たなステージに入った。(文・小高拓)
助走をつけて素振りをするのは珍しいパターンだが、「(アドレスから)普通に始動するのはスピードが出にくいので、一番スピードが出やすい振り方をして、普通に始動したときにもそのスピードで振れるようにやっています」と説明する。最速で振れるスイングを体にしみ込ませてトレーニング効果を上げる狙いがある。
6本のクラブでさまざまな全力素振りを行った後、実際にボールを打って“振れる感覚”を体にしみ込ませて終了。トレーニングが終わると息も上がり、汗だくになっている。そして一休みしてからスタート前の練習を始める。
スタート前に行うことで、スタート時から振れる利点もあるが、「もうちょっと長い視点でスピードを上げるのが目的。試合の時に(トレーニングを)やらないと筋肉が落ちてしまいます。(連戦中でも)なるべく維持して、あわよくば上げていけるように試合中も毎日やります」。
6週ぶりの試合となったが、以前よりも振れているように見える。「だいぶスイングが落ち着いてきている証拠でもあるかな。例えば以前は6割の力感でいいショットが打てても7割、8割の力感で振ると悪いところが出る。今は10パーセントぐらい力感を増しても悪い影響が出なくなっています。自分としてはよくなっている部分を変えないようにしながら、スピードを上げていくのが、これから数年間の一つの課題でもあります。徐々にスタートしている段階です」。
今まで以上にドライバーや長いクラブに自信を持って飛距離も伸ばすのが最終的な目的地と語るが、この夏からは新たなステージに入った。(文・小高拓)