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    ワールドクラスの飛ばし屋・河本力が2位に13ヤードの差をつけてドラコン王に【22男子スタッツ振り返り】

    ワールドクラスの飛ばし屋・河本力が2位に13ヤードの差をつけてドラコン王に【22男子スタッツ振り返り】

    所属 ALBA Net
    下村 耕平 / Kohei Shimomura

    配信日時:2022年12月20日 22時30分

    • JGTO
    河本力がルーキーシーズンで飛距離No.1に
    河本力がルーキーシーズンで飛距離No.1に (撮影:ALBA)
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    今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はドライビングディスタンス部門。

    ワールドクラスの飛ばし屋・河本力のドライバースイング【連続写真】

    ドライビングディスタンスというと、ドライバーの平均飛距離と思われがちだが、厳密にはティショットの平均飛距離。つまり、ドライバーで打っても3番ウッドで打っても2番アイアンで打っても、計測の対象となる。男子ツアーでは18ホール中2ホールが計測ホールとなっており、ホールの形状や風の状況、ピン位置などによって選手は必ずしもドライバーを選択するとは限らない。

    そんななか、『315.74ヤード』をマークしたルーキーの河本力が、ドライビングディスタンス賞を初受賞した。河本はシーズン途中まで平均320ヤードを超えており、歴代最長記録更新が期待されていたが、2019年シーズンにチャン・キム(米国)が記録した315.83ヤードをわずかに超えることはできなかった。それでも2位の清水大成の『302.72ヤード』には13ヤード以上の差をつけており、圧倒的な飛距離だったのは間違いない。

    河本自身は「ドライバーのヘッドスピード56〜57m/s、飛ばすときはキャリーで330〜340ヤード」と語っており、飛距離だけにこだわってドライバーを振り続ければ、とんでもない記録が出た可能性もある。また、今季はルーキーシーズンながら2勝を挙げて賞金ランキング9位と、飛ばしだけではないことも示した河本。将来は米PGAツアー参戦を目指しており、現在の飛距離にはまだ満足していない。来季は成績とともに歴代最長記録更新にも期待がかかる。

    【2022年ドライビングディスタンス トップ10】
    1位:河本力     315.74ヤード
    2位:清水大成    302.72ヤード
    3位:幡地隆寛    301.75ヤード
    4位:A・クウェイル  301.44ヤード
    5位:永野竜太郎   301.20ヤード
    6位:勝俣陵     300.97ヤード
    7位:塚田陽亮    300.21ヤード
    8位:織田信亮    299.71ヤード
    9位:岩崎亜久竜   299.32ヤード
    10位:内藤寛太郎   298.71ヤード
    今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はドライビングディスタンス部門。

    ワールドクラスの飛ばし屋・河本力のドライバースイング【連続写真】

    ドライビングディスタンスというと、ドライバーの平均飛距離と思われがちだが、厳密にはティショットの平均飛距離。つまり、ドライバーで打っても3番ウッドで打っても2番アイアンで打っても、計測の対象となる。男子ツアーでは18ホール中2ホールが計測ホールとなっており、ホールの形状や風の状況、ピン位置などによって選手は必ずしもドライバーを選択するとは限らない。

    そんななか、『315.74ヤード』をマークしたルーキーの河本力が、ドライビングディスタンス賞を初受賞した。河本はシーズン途中まで平均320ヤードを超えており、歴代最長記録更新が期待されていたが、2019年シーズンにチャン・キム(米国)が記録した315.83ヤードをわずかに超えることはできなかった。それでも2位の清水大成の『302.72ヤード』には13ヤード以上の差をつけており、圧倒的な飛距離だったのは間違いない。

    河本自身は「ドライバーのヘッドスピード56〜57m/s、飛ばすときはキャリーで330〜340ヤード」と語っており、飛距離だけにこだわってドライバーを振り続ければ、とんでもない記録が出た可能性もある。また、今季はルーキーシーズンながら2勝を挙げて賞金ランキング9位と、飛ばしだけではないことも示した河本。将来は米PGAツアー参戦を目指しており、現在の飛距離にはまだ満足していない。来季は成績とともに歴代最長記録更新にも期待がかかる。

    【2022年ドライビングディスタンス トップ10】
    1位:河本力     315.74ヤード
    2位:清水大成    302.72ヤード
    3位:幡地隆寛    301.75ヤード
    4位:A・クウェイル  301.44ヤード
    5位:永野竜太郎   301.20ヤード
    6位:勝俣陵     300.97ヤード
    7位:塚田陽亮    300.21ヤード
    8位:織田信亮    299.71ヤード
    9位:岩崎亜久竜   299.32ヤード
    10位:内藤寛太郎   298.71ヤード

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