今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はドライビングディスタンス部門。
ワールドクラスの飛ばし屋・河本力のドライバースイング【連続写真】
ドライビングディスタンスというと、ドライバーの平均飛距離と思われがちだが、厳密にはティショットの平均飛距離。つまり、ドライバーで打っても3番ウッドで打っても2番アイアンで打っても、計測の対象となる。男子ツアーでは18ホール中2ホールが計測ホールとなっており、ホールの形状や風の状況、ピン位置などによって選手は必ずしもドライバーを選択するとは限らない。
そんななか、『315.74ヤード』をマークしたルーキーの河本力が、ドライビングディスタンス賞を初受賞した。河本はシーズン途中まで平均320ヤードを超えており、歴代最長記録更新が期待されていたが、2019年シーズンにチャン・キム(米国)が記録した315.83ヤードをわずかに超えることはできなかった。それでも2位の清水大成の『302.72ヤード』には13ヤード以上の差をつけており、圧倒的な飛距離だったのは間違いない。
河本自身は「ドライバーのヘッドスピード56〜57m/s、飛ばすときはキャリーで330〜340ヤード」と語っており、飛距離だけにこだわってドライバーを振り続ければ、とんでもない記録が出た可能性もある。また、今季はルーキーシーズンながら2勝を挙げて賞金ランキング9位と、飛ばしだけではないことも示した河本。将来は米PGAツアー参戦を目指しており、現在の飛距離にはまだ満足していない。来季は成績とともに歴代最長記録更新にも期待がかかる。
【2022年ドライビングディスタンス トップ10】
1位:河本力 315.74ヤード
2位:清水大成 302.72ヤード
3位:幡地隆寛 301.75ヤード
4位:A・クウェイル 301.44ヤード
5位:永野竜太郎 301.20ヤード
6位:勝俣陵 300.97ヤード
7位:塚田陽亮 300.21ヤード
8位:織田信亮 299.71ヤード
9位:岩崎亜久竜 299.32ヤード
10位:内藤寛太郎 298.71ヤード
ワールドクラスの飛ばし屋・河本力のドライバースイング【連続写真】
ドライビングディスタンスというと、ドライバーの平均飛距離と思われがちだが、厳密にはティショットの平均飛距離。つまり、ドライバーで打っても3番ウッドで打っても2番アイアンで打っても、計測の対象となる。男子ツアーでは18ホール中2ホールが計測ホールとなっており、ホールの形状や風の状況、ピン位置などによって選手は必ずしもドライバーを選択するとは限らない。
そんななか、『315.74ヤード』をマークしたルーキーの河本力が、ドライビングディスタンス賞を初受賞した。河本はシーズン途中まで平均320ヤードを超えており、歴代最長記録更新が期待されていたが、2019年シーズンにチャン・キム(米国)が記録した315.83ヤードをわずかに超えることはできなかった。それでも2位の清水大成の『302.72ヤード』には13ヤード以上の差をつけており、圧倒的な飛距離だったのは間違いない。
河本自身は「ドライバーのヘッドスピード56〜57m/s、飛ばすときはキャリーで330〜340ヤード」と語っており、飛距離だけにこだわってドライバーを振り続ければ、とんでもない記録が出た可能性もある。また、今季はルーキーシーズンながら2勝を挙げて賞金ランキング9位と、飛ばしだけではないことも示した河本。将来は米PGAツアー参戦を目指しており、現在の飛距離にはまだ満足していない。来季は成績とともに歴代最長記録更新にも期待がかかる。
【2022年ドライビングディスタンス トップ10】
1位:河本力 315.74ヤード
2位:清水大成 302.72ヤード
3位:幡地隆寛 301.75ヤード
4位:A・クウェイル 301.44ヤード
5位:永野竜太郎 301.20ヤード
6位:勝俣陵 300.97ヤード
7位:塚田陽亮 300.21ヤード
8位:織田信亮 299.71ヤード
9位:岩崎亜久竜 299.32ヤード
10位:内藤寛太郎 298.71ヤード