＜サン・クロレラ クラシック　最終日◇29日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。トータル8アンダーからスタートした片山晋呉は、一時は首位と2打差まで詰め寄ったが及ばず、トータル10アンダー6位で最終日を終えた。

「松山英樹の1打速報」で全ストロークを振り返る

　スタート時は首位と6打差。「勝つことは意識していなかった」とリラックスした雰囲気で松山英樹らと同組でティオフすると、7番、9番、10番とバーディを奪い着実にスコアを伸ばしていく。この日は中尺パターから放たれるパッティングが好調でスコアメイクしたが、難関の16番でパーパットが惜しくも外れボギー。接戦の中でスコアを落とし優勝争いから脱落した。

　「ちょっときついよね。良いゴルフはしたけど」と結局5打差でのフィニッシュに納得した表情だったが、ショットの切れは維持しているだけに、決勝ラウンドのようにパットが噛み合えば優勝争いも出来る状態に仕上がってきている。08年以来遠ざかる優勝が少しずつ近づいてきている。

【最終結果】
優勝：ブレンダン・ジョーンズ(-15)
2位T：イ・スンホ(-13)
2位T：松山英樹(-13)※アマチュア
2位T：塚田好宣(-13)
5位：キラデク・アフィバーンラト(-11)
6位：片山晋呉(-10)
7位：諸藤将次(-9)
8位T：川村昌弘(-8)
8位T：深堀圭一郎(-8)
8位T：パク・ウンシン(-8)