<ANAオープン 3日目◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「ANAオープン」の3日目。ムービングデーらしく多くの選手が伸ばし、上位の顔ぶれも変わった。この日7つスコアを伸ばした金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)がトータル14アンダーで単独首位に浮上。今季2勝目に王手をかけた。同じく7つスコアを伸ばした藤田寛之がトータル12アンダーで2位に。そして4打差の3位タイには池田勇太、ベテランの室田淳、昨年覇者のカート・バーンズ(オーストラリア)ら10選手が入っている。
遼、13位タイに浮上!「今日はみなぎるものがありました」
藤田はこの日、パットが絶好調。2番で5メートルを沈めたのを皮切りに、3番パー3では6メートル、4番では3メートルとバーディパットをことごとく沈め怒涛の5連続バーディを奪取。後半でも10番で4メートルを決めバーディを先行させる。11番パー3では3パットのボギーを叩いたものの、15番で取り返し、最終18番では上から8メートルをねじ込み8つのバーディを奪う猛攻を見せた。
開幕前の連日の雨で例年より遅くなっていた輪厚のグリーン。これまでのイメージから藤田も「見た目とグリーンスピードに違いがあった」と対応に苦慮していたが、開幕後は晴天が続きようやく例年の速さに近づいてきたため「昨日の後半からパットが良くなりましたね」。ショットも安定し、今季3勝目を狙える位置で最終日に臨むが「予選2日間、ヒョンソンと回って勢いを感じた。スコアを伸ばさないといけないし、調子のいい人間が要注意。ついていかないと。今日のようなスコアを出せれば優勝できると思うけど」と好調なヒョンソンを警戒した。
藤田は10年前の2012年大会、ジャンボ尾崎と優勝を争い、勝負をかけた17番パー5で林越えに挑戦。しかし、ボールは林の中に消えボギーとしジャンボに敗れた。「あれから2〜3年は林越えの話をされたけど、みなさんの記憶も薄れてるだろうし、新しい記憶をつくらないとね」。10年後に回ってきた優勝を狙えるチャンス、今回は18番の大歓声を自分のものにすることができるか。
国内男子ツアー「ANAオープン」の3日目。ムービングデーらしく多くの選手が伸ばし、上位の顔ぶれも変わった。この日7つスコアを伸ばした金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)がトータル14アンダーで単独首位に浮上。今季2勝目に王手をかけた。同じく7つスコアを伸ばした藤田寛之がトータル12アンダーで2位に。そして4打差の3位タイには池田勇太、ベテランの室田淳、昨年覇者のカート・バーンズ(オーストラリア)ら10選手が入っている。
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藤田はこの日、パットが絶好調。2番で5メートルを沈めたのを皮切りに、3番パー3では6メートル、4番では3メートルとバーディパットをことごとく沈め怒涛の5連続バーディを奪取。後半でも10番で4メートルを決めバーディを先行させる。11番パー3では3パットのボギーを叩いたものの、15番で取り返し、最終18番では上から8メートルをねじ込み8つのバーディを奪う猛攻を見せた。
開幕前の連日の雨で例年より遅くなっていた輪厚のグリーン。これまでのイメージから藤田も「見た目とグリーンスピードに違いがあった」と対応に苦慮していたが、開幕後は晴天が続きようやく例年の速さに近づいてきたため「昨日の後半からパットが良くなりましたね」。ショットも安定し、今季3勝目を狙える位置で最終日に臨むが「予選2日間、ヒョンソンと回って勢いを感じた。スコアを伸ばさないといけないし、調子のいい人間が要注意。ついていかないと。今日のようなスコアを出せれば優勝できると思うけど」と好調なヒョンソンを警戒した。
藤田は10年前の2012年大会、ジャンボ尾崎と優勝を争い、勝負をかけた17番パー5で林越えに挑戦。しかし、ボールは林の中に消えボギーとしジャンボに敗れた。「あれから2〜3年は林越えの話をされたけど、みなさんの記憶も薄れてるだろうし、新しい記憶をつくらないとね」。10年後に回ってきた優勝を狙えるチャンス、今回は18番の大歓声を自分のものにすることができるか。