＜アジアパシフィック パナソニックオープン　3日目◇22日◇東広野ゴルフ倶楽部(7,020ヤード・パー71)＞

　国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」は3日目が終了。首位にはトータル14アンダーとした上平栄道が浮上。1打差2位はジュビック・パグンサン(フィリピン)、3位タイには川村昌弘、近藤共弘、小田孔明の3選手がつけた。首位スタートの藤田寛之は6位タイに、石川遼は24位タイ、池田勇太は42位タイに後退した。

遼、首位と8打差24位タイに後退「残念です」

　3位タイに浮上したルーキーの川村は、この日はパットがおもしろいように決まり6つのバーディを奪取。大会前は難しいと思っていたコースだったが、徐々にパットのフィーリングがあってきて2日目に“65”、3日目に“66”をマークし、初優勝が狙える位置まで浮上してきた。

　川村は春先は好成績を収めていたものの、夏場は下降気味。だが「(調子が悪いのではなく)かみ合わないときときなので、特別意識はしなかった」。今大会は「初日はチャンスが少なかったが2日目、3日目と自分がビックリするぐらいかみ合っている」という川村。明日の最終日は「自分のプレーをしたい。大叩きしても経験になると思ってやります」と力強く答えた。


【3日目の順位】
1位：上平栄道(-14)
2位：ジュビック・パグンサン(-13)
3位T：近藤共弘(-12)
3位T：川村昌弘(-12)
3位T：小田孔明(-12)
6位T：宮里優作(-11)
6位T：藤田寛之(-11)
8位T：呉阿順(-10)
8位T：谷原秀人(-10)
8位T：ダレン・ベック(-10)