＜日本オープン　2日目◇12日◇那覇ゴルフ倶楽部(7,176ヤード・パー71)＞

　国内男子メジャー第3戦「日本オープン」の2日目。初日8オーバー67位タイと出遅れた石川遼は、この日2バーディ・6ボギーの“75”で回りトータル12オーバーでホールアウト。それでも、他の選手たちスコアを落としたため53位タイで予選通過を果たした。

遼のプレーを1打速報で振り返る

　この日はインコースからスタート。10番パー5を幸先良くバーディでスタートしたが、11番をボギーとすると、13番、15番でもボギー。18番ではセカンドを約1メートルにつけてバーディを奪ったものの、バックナインで3つのボギーを叩きスコアを落とした。

　それでも、「良いものは出せたと思う。中途半端なミスもあったし、完璧なショットもあった。そういう意味では昨日よりは良くなっていると思う」と前向きにコメント。この日は、14番でラフからのセカンドがフライヤーしてガジュマルに阻まれたグリーン奥に入ったが、砲台グリーンにクッションさせて寄せワンのパー。初日は出来なかった粘り強いゴルフも披露した。

　首位とは10打差以上がついているものの、難コンディションだけに3日目のプレー次第では上位進出の可能性は残されている。「4つ以上はバーディを獲っていきたいし、バーディ先行のゴルフができれば。何とか順位を上げて最終日プレーしたい」。台風が近づいている沖縄は週末さらに強風が予想されるが、自分のゴルフを信じて最後まで戦い抜く。