<日本オープン 最終日◇14日◇那覇ゴルフ倶楽部(7,176ヤード・パー71)>
国内男子メジャー「日本オープン」の最終日。首位と6打差の6位からスタートした久保谷健一が、1イーグル・3バーディ・4ボギーの“70”で回りトータル8オーバーで逆転優勝を飾った。久保谷は2002年「日本プロゴルフ選手権」以来のメジャー2勝目となる。
遼、「流れ作れなかった」前半でつまづき20オーバー35位タイ
久保谷がホールアウトした時点で、首位に立っていたジュビック・パグンサン(フィリピン)とは2打差。「荷造りして早く帰ろうと思っていた」と足早に歩き出したところで関係者に呼び止められた。「パグンサンが17番で池に入れたって聞いて。またまた〜と」。プレーオフに備えて練習グリーンでパッティングを続けていると、18番ホールでため息が起こる。パグンサンのパーパットがカップに蹴られ、久保谷の優勝が決まった。
何が何だかわからないうちに祝福され呆然とする久保谷。とても日本最高峰タイトルを手にしたとは思えない表情で18番グリーンに連れ出された。今季は7試合連続(棄権含む)で予選落ちを喫するなど大不調の真っ只中。先週の「キヤノンオープン」でようやく連続予選落ちを止めたものの、「初日からパッティングがバックスイングも上がらない。今日も4回くらい打ち方を変えてやったけど、結局最後までダメで。そればっかり考えていて他の事なんて気にしていなかった」。
「ダメだ今週も。といいながら回っていたんですよ。試合をしていなかった」と、他の上位選手が強風と難セッティングに四苦八苦しながらスコアをまとめている中、久保谷が考えていたのは「パッティングをどうしよう」。それだけに、優勝者インタビューでも「僕がこんな優勝したらまずいですよ。平塚あたりが勝たないといけない」と、最後まで恐縮しきりだった。
国内男子メジャー「日本オープン」の最終日。首位と6打差の6位からスタートした久保谷健一が、1イーグル・3バーディ・4ボギーの“70”で回りトータル8オーバーで逆転優勝を飾った。久保谷は2002年「日本プロゴルフ選手権」以来のメジャー2勝目となる。
遼、「流れ作れなかった」前半でつまづき20オーバー35位タイ
久保谷がホールアウトした時点で、首位に立っていたジュビック・パグンサン(フィリピン)とは2打差。「荷造りして早く帰ろうと思っていた」と足早に歩き出したところで関係者に呼び止められた。「パグンサンが17番で池に入れたって聞いて。またまた〜と」。プレーオフに備えて練習グリーンでパッティングを続けていると、18番ホールでため息が起こる。パグンサンのパーパットがカップに蹴られ、久保谷の優勝が決まった。
何が何だかわからないうちに祝福され呆然とする久保谷。とても日本最高峰タイトルを手にしたとは思えない表情で18番グリーンに連れ出された。今季は7試合連続(棄権含む)で予選落ちを喫するなど大不調の真っ只中。先週の「キヤノンオープン」でようやく連続予選落ちを止めたものの、「初日からパッティングがバックスイングも上がらない。今日も4回くらい打ち方を変えてやったけど、結局最後までダメで。そればっかり考えていて他の事なんて気にしていなかった」。
「ダメだ今週も。といいながら回っていたんですよ。試合をしていなかった」と、他の上位選手が強風と難セッティングに四苦八苦しながらスコアをまとめている中、久保谷が考えていたのは「パッティングをどうしよう」。それだけに、優勝者インタビューでも「僕がこんな優勝したらまずいですよ。平塚あたりが勝たないといけない」と、最後まで恐縮しきりだった。