国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の初日。山下和宏が7バーディ・ノーボギーの“65”で回り、7アンダーの単独首位に立った。
INコースからスタートした山下は、切れ味抜群のアイアンショットで序盤からチャンスを量産。12番、13番と連続バーディを奪うと、15番、16番でも連続バーディを奪取。さらに2つスコアを伸ばして迎えた最終9番でもセカンドをピン右2メートルにつけてバーディ締め。同組で回った石川遼も「最後(9番)はフェアウェイから打ってピンにつけられなかった(石川はグリーン右ラフ)。そこが山下さんとの差ですね」と舌を巻いた。
初日首位の山下和宏のプロフィール&年度別成績
今季快進撃を続ける上平栄道と並んで、初優勝が待たれるプロの筆頭に挙げられる山下。優勝争いは数あれど、勝負どころでスコアを伸ばしきれず飲んだ涙も数知れない。関西出身の先輩でアドバイスをもらう間柄の谷口徹からは「山下は上手いけど、強くない」と厳しいコメントを送られるなど、どこか勝負弱いイメージも付きまとっていた。
だが、今回は違う。これまでは「技術的な課題がクリアできていなくて、不安が最後まで付きまとっていた」と勝負どころで弱気になる自分がいたが、夏を過ぎてショットに切れが戻ると「ミスしてもしょうがないやんと思えるようになった」と良い開き直りが出来ている。「コカ・コーラ東海クラシック」で9位と成績を残すと、続く「キヤノンオープン」から3週連続13位タイと好調を持続中だ。
しかし、もう13位タイはいらない。「13位タイばっかりで、そこで止まるより一発どっかで当てろよと。一歩前へ。一歩退くんじゃなくて、自分がやらなきゃいけない」。準備は整っている。あとは、これまで届かなかった一歩を踏み出すのみだ。
INコースからスタートした山下は、切れ味抜群のアイアンショットで序盤からチャンスを量産。12番、13番と連続バーディを奪うと、15番、16番でも連続バーディを奪取。さらに2つスコアを伸ばして迎えた最終9番でもセカンドをピン右2メートルにつけてバーディ締め。同組で回った石川遼も「最後(9番)はフェアウェイから打ってピンにつけられなかった(石川はグリーン右ラフ)。そこが山下さんとの差ですね」と舌を巻いた。
初日首位の山下和宏のプロフィール&年度別成績
今季快進撃を続ける上平栄道と並んで、初優勝が待たれるプロの筆頭に挙げられる山下。優勝争いは数あれど、勝負どころでスコアを伸ばしきれず飲んだ涙も数知れない。関西出身の先輩でアドバイスをもらう間柄の谷口徹からは「山下は上手いけど、強くない」と厳しいコメントを送られるなど、どこか勝負弱いイメージも付きまとっていた。
だが、今回は違う。これまでは「技術的な課題がクリアできていなくて、不安が最後まで付きまとっていた」と勝負どころで弱気になる自分がいたが、夏を過ぎてショットに切れが戻ると「ミスしてもしょうがないやんと思えるようになった」と良い開き直りが出来ている。「コカ・コーラ東海クラシック」で9位と成績を残すと、続く「キヤノンオープン」から3週連続13位タイと好調を持続中だ。
しかし、もう13位タイはいらない。「13位タイばっかりで、そこで止まるより一発どっかで当てろよと。一歩前へ。一歩退くんじゃなくて、自分がやらなきゃいけない」。準備は整っている。あとは、これまで届かなかった一歩を踏み出すのみだ。