＜マイナビABCチャンピオンシップ　2日目◇26日◇ABCゴルフ倶楽部(7,201ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の2日目。2010年大会チャンピオンの金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)が、トータル12アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に浮上。「フジサンケイ クラシック」に続く今季2勝目へ最高の位置で決勝ラウンドへ進む。

キョンテ「大好きな場所ですから、良い形で終わりたい」

　キョンテは11月13日から始まる米男子ツアーのセカンドQT(第2次予選会)に出場するため、今大会が今季の日本ツアー最終戦。仮に米ツアー予選会を通過すれば来季は米ツアーメンバーとして戦うため、日程の都合上日本ツアーへの参戦はしばらくの間なくなることとなる。

　この最終戦を勝利で飾ることが出来れば最高だが、まだ2日間を終えたばかりとあって気負いはない。この日も「昨日よりドライバーやパターが良くなかった」と不満はありながら、ラウンド中には笑顔を見せるなどリラックスした様子で回りきった。「明日もプレッシャーのかかる日ではないから、明日も良いスコアで回ってきたい」。大会はまだ3日目。“鬼”が本性を見せるのは最後の最後だ。

【2日目の結果】
1位：金庚泰　(-12)
2位：宮本勝昌　(-9)
3位T：石川 遼　(-8)
3位T：武藤俊憲　(-8)
3位T：I・J・ジャン　(-8)
6位T：山下和宏　(-7)
6位T：横尾 要　(-7)　ほか3名