＜三井住友VISA太平洋マスターズ　初日◇8日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」が開幕。過去にこの大会を3度制している中嶋常幸は予選ラウンドで昨年覇者のアマチュア松山英樹と、現在賞金ランク首位を走る藤田寛之と同組。初日、自身は2バーディ・2ボギーの72でイーブンパー39位タイ、松山も同じく39位タイ、藤田は1オーバー57位タイ発進となった。

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　中嶋は「ティショットが上手くいかない分、その他でなんとかカバーできた」とショットの乱れを、コースとの相性と熟練の技でカバー。満足のいく内容ではなかったが、スコアをオーバーパーにすることなく初日を乗り切った。同組の松山も本調子とはいかなかったが、「彼の向こうには“世界”が見えたね。飛ばそうとしなくても飛んでいたし、高い目標を持って優勝を目指しプレーしていた」と賞賛した。

　松山のプロ転向がいつになるかが話題を集めているが「すばらしい才能。常識的に考えてプロになるのは時間の問題。あとは彼自身が決めることだよ」とコメントした。レジェンドも太鼓判を押す、スーパーアマ松山。彼のプロ転向はいつになるのか、多くのゴルフファンがその決断を心待ちにしている。

【初日の順位】
1位：松村道央(-7)
2位T：久保谷健一(-5)
2位T：ブレンダン・ジョーンズ(-5)
2位T：石川遼(-5)
2位T：藤本佳則(-5)
2位T：岩田寛(-5)
7位T：小田龍一(-4)
7位T：室田淳(-4)
7位T：デービッド・スメイル(-4)
10位T：宮里優作(-3)他3名