<フジサンケイクラシック 初日◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(7,437ヤード・パー71)>
先週の「アールズエバーラスティングKBCオーガスタ」で藤田寛之が今季2勝目。手嶋多一が国内メジャー「日本プロ日清カップ」で7年ぶりのツアー通算7勝目。40代がこれだけ活躍すれば次はこの男だ。谷口徹が、この日全選手中唯一となるノーボギーの5アンダーで回り丸山大輔と並んで首位タイ。かわいい弟分?の小平智との同組ラウンドも制して最高のスタートとなった。
人生初エースの丸山大輔、不運の骨折が“怪我の功名”
この日、谷口は1番から幸先よくバーディで滑り出すと、6番でもバーディ。難関の9番では10メートル以上あるパットをねじ込んで3アンダーで前半を終える。後半も「良いのとイマイチと半々くらい」とショットは絶好調とは言えないながらも、12番、16番と確実にバーディを積み重ねた。
最終18番では同じくノーボギーできていた小平がダブルボギーを叩く中、谷口はピンが近いアプローチを熟練のロブでパーセーブ。「残念ながら飛距離では一回も勝てなかったけど。小平君にこれくらい振っても寄るんだよというのを教えてやろうと思って」と満面の笑み。報道陣の前では「丸山大輔がホールインワン出したから扱いはちっちゃいやろな」とぼやきながらも、「小平と回ると相性いいな」と笑いが止まらなかった。
先週は首の寝違えによって第3ラウンドで不本意な途中棄権。治療によって「先週に比べると倍は体が回る」と復調したが、新たな敵はアップダウンの激しいコース。「今日の朝も体が重くて。じわじわくる。小平なんてぴょんぴょん坂道を走っていたけど、あれを俺がやったらヤバい」。決して体の無理はきかない46歳。だが、小平ら若手に簡単に頂点を譲る気はない。体力を補う熟練の技と強じんなメンタルこそが谷口の真骨頂だ。
先週の「アールズエバーラスティングKBCオーガスタ」で藤田寛之が今季2勝目。手嶋多一が国内メジャー「日本プロ日清カップ」で7年ぶりのツアー通算7勝目。40代がこれだけ活躍すれば次はこの男だ。谷口徹が、この日全選手中唯一となるノーボギーの5アンダーで回り丸山大輔と並んで首位タイ。かわいい弟分?の小平智との同組ラウンドも制して最高のスタートとなった。
人生初エースの丸山大輔、不運の骨折が“怪我の功名”
この日、谷口は1番から幸先よくバーディで滑り出すと、6番でもバーディ。難関の9番では10メートル以上あるパットをねじ込んで3アンダーで前半を終える。後半も「良いのとイマイチと半々くらい」とショットは絶好調とは言えないながらも、12番、16番と確実にバーディを積み重ねた。
最終18番では同じくノーボギーできていた小平がダブルボギーを叩く中、谷口はピンが近いアプローチを熟練のロブでパーセーブ。「残念ながら飛距離では一回も勝てなかったけど。小平君にこれくらい振っても寄るんだよというのを教えてやろうと思って」と満面の笑み。報道陣の前では「丸山大輔がホールインワン出したから扱いはちっちゃいやろな」とぼやきながらも、「小平と回ると相性いいな」と笑いが止まらなかった。
先週は首の寝違えによって第3ラウンドで不本意な途中棄権。治療によって「先週に比べると倍は体が回る」と復調したが、新たな敵はアップダウンの激しいコース。「今日の朝も体が重くて。じわじわくる。小平なんてぴょんぴょん坂道を走っていたけど、あれを俺がやったらヤバい」。決して体の無理はきかない46歳。だが、小平ら若手に簡単に頂点を譲る気はない。体力を補う熟練の技と強じんなメンタルこそが谷口の真骨頂だ。