<ダンロップフェニックス 最終日◇23日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
目まぐるしく変わるリーダーボードの最上段。歴史に残る大混戦となった第41回「ダンロップフェニックス」。勝負はトータル15アンダーで並んだ松山英樹と岩田寛のプレーオフに突入。1ホール目でダブルボギー以上が確定した岩田に対し、松山がパーをセーブして今季国内2戦目で今季初優勝を飾った。
松山英樹、新たな取り組みと共に日本ツアー凱旋
2ストロークのリードを持って最終組でスタートした松山だったが、前半はスコアを伸ばせず後続に飲み込まれた。後半11番のバーディも抜け出すには至らず、逆に終盤15番、16番と連続ボギーで13アンダーに後退。17番を迎えた時点でクラブハウスリーダーとなっていた岩田とは2打差をつけられていた。
しかし、怪物はここからギアアップ。「17番でボードを見て岩田選手が15アンダーで上がっていたので焦りました」と4メートルのフックラインをねじ込んでバーディとし1打差で最終18番を迎えると、フェアウェイ中央からのセカンドを5番アイアンでグリーン左奥カラーに運んでイーグルチャンスを作った。決めれば優勝のスライスラインはカップに届かなかったもののバーディ締めでプレーオフに突入。最後は東北福祉大先輩との一騎打ちを制して見せた。
両手を挙げてファンの祝福に応えた松山は「勝ちたかった試合で勝ててうれしい」と笑顔でコメント。同世代ライバルで最後まで優勝を争ったジョーダン・スピース(米国)ら、多くの海外勢が参戦したが母国タイトルを守り「パッと来て勝たれると日本男子は何してるんだと思われるので、勝てて良かった」と頼もしかった。
目まぐるしく変わるリーダーボードの最上段。歴史に残る大混戦となった第41回「ダンロップフェニックス」。勝負はトータル15アンダーで並んだ松山英樹と岩田寛のプレーオフに突入。1ホール目でダブルボギー以上が確定した岩田に対し、松山がパーをセーブして今季国内2戦目で今季初優勝を飾った。
松山英樹、新たな取り組みと共に日本ツアー凱旋
2ストロークのリードを持って最終組でスタートした松山だったが、前半はスコアを伸ばせず後続に飲み込まれた。後半11番のバーディも抜け出すには至らず、逆に終盤15番、16番と連続ボギーで13アンダーに後退。17番を迎えた時点でクラブハウスリーダーとなっていた岩田とは2打差をつけられていた。
しかし、怪物はここからギアアップ。「17番でボードを見て岩田選手が15アンダーで上がっていたので焦りました」と4メートルのフックラインをねじ込んでバーディとし1打差で最終18番を迎えると、フェアウェイ中央からのセカンドを5番アイアンでグリーン左奥カラーに運んでイーグルチャンスを作った。決めれば優勝のスライスラインはカップに届かなかったもののバーディ締めでプレーオフに突入。最後は東北福祉大先輩との一騎打ちを制して見せた。
両手を挙げてファンの祝福に応えた松山は「勝ちたかった試合で勝ててうれしい」と笑顔でコメント。同世代ライバルで最後まで優勝を争ったジョーダン・スピース(米国)ら、多くの海外勢が参戦したが母国タイトルを守り「パッと来て勝たれると日本男子は何してるんだと思われるので、勝てて良かった」と頼もしかった。