17番のアプローチは決して得意ではなかった。「言い訳できないようなライの良いところからのアプローチに苦手意識があった」。だからティショットを打ち終えたあとボギーを覚悟していた。
ネガティブな気持ちにさせたのは、「元々自信があった」というパターが原因。「成績が良いときはアプローチやパターのミスもそんなに気にしていなかった。それがスコアがでなくなってくるにつれて段々不安に…」。パットの自信を失いかけてくると、「その分アプローチを寄せないとって。その気持ちが、段々アプローチも怖いものにしていった」と悪循環、負のスパイラルにに嵌っていった。
だから、去年はグリーンを外したら迷わずパターを手に取った。だが、“それではいけない”と今年のオフにコーチと入念にアプローチをチェック。そうして試行錯誤を重ねた末にある決まりごとを作った。「今シーズンはそういう状況ではできる限りウェッジを持とう」。
そうして少しずつ自分を信じる気持ちが徐々に戻り、今週に繋がった。「取り組んできたことを出せたことが何より嬉しい。かなり自信につながった」。矢野にとって1ストローク以上に価値のあるバーディに、何度も何度もガッツポーズを繰り返した。
2位に3打差をつけて迎える決勝ラウンド。2008年以来となるツアー4勝目も見えてきた。だが、優勝ことはまだ考えていない。「毎日アンダーパーを出すことが今の目標。ここまで順調ですし明日以降もそれを目指していきたい」と。明日はイアン・ポールター(イングランド)、トーマス・エイケン(南アフリカ)という海外の強豪との同組となるが、「まずは自分が良いゴルフをしないと。今はそれどころじゃない」と意識せずに戦う構え。去年味わったシード落ちという屈辱を晴らすため、この日得た自信を胸にムービングデーに臨む。
ネガティブな気持ちにさせたのは、「元々自信があった」というパターが原因。「成績が良いときはアプローチやパターのミスもそんなに気にしていなかった。それがスコアがでなくなってくるにつれて段々不安に…」。パットの自信を失いかけてくると、「その分アプローチを寄せないとって。その気持ちが、段々アプローチも怖いものにしていった」と悪循環、負のスパイラルにに嵌っていった。
だから、去年はグリーンを外したら迷わずパターを手に取った。だが、“それではいけない”と今年のオフにコーチと入念にアプローチをチェック。そうして試行錯誤を重ねた末にある決まりごとを作った。「今シーズンはそういう状況ではできる限りウェッジを持とう」。
そうして少しずつ自分を信じる気持ちが徐々に戻り、今週に繋がった。「取り組んできたことを出せたことが何より嬉しい。かなり自信につながった」。矢野にとって1ストローク以上に価値のあるバーディに、何度も何度もガッツポーズを繰り返した。
2位に3打差をつけて迎える決勝ラウンド。2008年以来となるツアー4勝目も見えてきた。だが、優勝ことはまだ考えていない。「毎日アンダーパーを出すことが今の目標。ここまで順調ですし明日以降もそれを目指していきたい」と。明日はイアン・ポールター(イングランド)、トーマス・エイケン(南アフリカ)という海外の強豪との同組となるが、「まずは自分が良いゴルフをしないと。今はそれどころじゃない」と意識せずに戦う構え。去年味わったシード落ちという屈辱を晴らすため、この日得た自信を胸にムービングデーに臨む。