過去16回出場中、2009年の優勝を含むベスト10入り3回の輪厚には特別な思い出もある。ANAのCAだった妻・亜紀さんと出会ったのは何を隠そう輪厚のティグラウンド。その場での“ナンパ”説は否定したが、ティグラウンド後方からCAが見守るのは大会恒例で、「(CAが見守る)10番に来たら“ヨッシャー”となって、パカーン打っていたわ」と若き日の谷口は、いい所を見せようと張り切ってクラブを振りちぎっていた。
その亜紀さんの誕生日は8月で、優勝を手土産にして祝うことはできなかったが、先週は次女の誕生日、そして9月末には長女の誕生日が控えており、今月の勝利は何より欲しい。愛娘からは先週マッチプレーで勝った武藤俊憲を見て“やっぱり違うね”とチクリと言われた谷口パパ。
「そのうちパパも100点とるからって言ってきているんですよ。(勝つ準備は)いつでもOK。つまらないボギーをなくしていきたい」。
家族への愛と、後輩への負けん気と。気持ちを全開にして最終日まで飛ばしていく。
その亜紀さんの誕生日は8月で、優勝を手土産にして祝うことはできなかったが、先週は次女の誕生日、そして9月末には長女の誕生日が控えており、今月の勝利は何より欲しい。愛娘からは先週マッチプレーで勝った武藤俊憲を見て“やっぱり違うね”とチクリと言われた谷口パパ。
「そのうちパパも100点とるからって言ってきているんですよ。(勝つ準備は)いつでもOK。つまらないボギーをなくしていきたい」。
家族への愛と、後輩への負けん気と。気持ちを全開にして最終日まで飛ばしていく。