だけどランガーみたいに“怪しくない”ように、左手は胸元から約10センチほど離してセットアップ。「僕はもともと左手も動かしてストロークするタイプなのであまり違和感はなかった。逆に左手を止めて右手でイメージを出す人はこの打ち方では難しいかもしれない」。手の位置など多少の変化あるが体に染みついた繊細なタッチは、好調のショットとかみ合ってこの日の“65”に結び付いた。
アジアンツアー共催の今大会は長くアジアを転戦してきた市原にとってはいわばホームグラウンドで、日本勢以外に知った顔も多い。1打差の2位につけているインドのシーブ・カプールいわく、ツアーでは“スマイリーフェイス”という愛称でおなじみだという。初優勝ももちろんだが、今大会の結果はアジアンツアーのシードにも結び付く。また、キャディを務める井野洋輔さんは熊本県阿蘇市の出身で実家が被災しながらも市原をサポートしてくれていることにも感じ入るものがある。
アジアでも代名詞だった長尺パターを駆使する“スマイリーフェイス”にとってはいつも以上に気合いの入る週末の戦いだ。
アジアンツアー共催の今大会は長くアジアを転戦してきた市原にとってはいわばホームグラウンドで、日本勢以外に知った顔も多い。1打差の2位につけているインドのシーブ・カプールいわく、ツアーでは“スマイリーフェイス”という愛称でおなじみだという。初優勝ももちろんだが、今大会の結果はアジアンツアーのシードにも結び付く。また、キャディを務める井野洋輔さんは熊本県阿蘇市の出身で実家が被災しながらも市原をサポートしてくれていることにも感じ入るものがある。
アジアでも代名詞だった長尺パターを駆使する“スマイリーフェイス”にとってはいつも以上に気合いの入る週末の戦いだ。