<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 3日目◇4日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(7,384ヤード・パー71)>
「このコースで通用する選手は海外でも通用する」と青木功JGTO会長が語った今年の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」。プロの感性を引き出すコースセッティングだけにベテラン勢の活躍が目立ったが、緊迫感ある最終日に“66”を叩き出した31歳の塚田陽亮がツアー初優勝を飾った。
今大会はレジェンドも躍動!ジャンボはエージシュートに迫る
昨年も初日を終えてほぼ最下位から8位フィニッシュしたこともあり、「このコースは好きですね。フェードヒッター向き」と語る塚田。ジュニア時代に指導経験があり、昨年からコーチを務める堀尾研仁氏も「低いフェードボールは抜群に上手い」と太鼓判を押した上に、今大会は青木会長の“フェードでボールをしっかりと止める技術がある選手がスコアを出せる”という意向がピン位置に反映されており、セカンドショットでも塚田の持ち球が活きた。
不調時にはスライスが強くなる傾向があったが、昨年から今オフにかけてドローボールを打つ練習を継続。塚田本人も「カットに入りすぎることが修正された」と安定感が増したことを実感していた。堀尾コーチも「彼の才能はすごい。球の高さが出たらアメリカで戦えるパワーがあるので“高いところを見て、やりなよ”と話しています。世界を見据えたゴルフをするためにはドローを打てたほうがいい」とさらなる成長を促している。
今大会の優勝副賞となる「WGCブリヂストン・インビテーショナル」出場権と、今季今大会までの賞金ランク2位以内(キム・キョンテはすでに有資格者のため繰り下がり)の権利で「全英オープン」出場権を獲得。「全英は気が重いですね…」と苦笑いしたが、中学3年からフロリダ州のIMGアカデミーで修行していた経験があるだけに「(アメリカでの)WGC-ブリヂストン・インビテーショナルは楽しみです」と胸を躍らせる。
「このコースで通用する選手は海外でも通用する」と青木功JGTO会長が語った今年の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」。プロの感性を引き出すコースセッティングだけにベテラン勢の活躍が目立ったが、緊迫感ある最終日に“66”を叩き出した31歳の塚田陽亮がツアー初優勝を飾った。
今大会はレジェンドも躍動!ジャンボはエージシュートに迫る
昨年も初日を終えてほぼ最下位から8位フィニッシュしたこともあり、「このコースは好きですね。フェードヒッター向き」と語る塚田。ジュニア時代に指導経験があり、昨年からコーチを務める堀尾研仁氏も「低いフェードボールは抜群に上手い」と太鼓判を押した上に、今大会は青木会長の“フェードでボールをしっかりと止める技術がある選手がスコアを出せる”という意向がピン位置に反映されており、セカンドショットでも塚田の持ち球が活きた。
不調時にはスライスが強くなる傾向があったが、昨年から今オフにかけてドローボールを打つ練習を継続。塚田本人も「カットに入りすぎることが修正された」と安定感が増したことを実感していた。堀尾コーチも「彼の才能はすごい。球の高さが出たらアメリカで戦えるパワーがあるので“高いところを見て、やりなよ”と話しています。世界を見据えたゴルフをするためにはドローを打てたほうがいい」とさらなる成長を促している。
今大会の優勝副賞となる「WGCブリヂストン・インビテーショナル」出場権と、今季今大会までの賞金ランク2位以内(キム・キョンテはすでに有資格者のため繰り下がり)の権利で「全英オープン」出場権を獲得。「全英は気が重いですね…」と苦笑いしたが、中学3年からフロリダ州のIMGアカデミーで修行していた経験があるだけに「(アメリカでの)WGC-ブリヂストン・インビテーショナルは楽しみです」と胸を躍らせる。