<アジアパシフィック・ダイヤモンドカップゴルフ 初日◇22日◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(7,320ヤード・パー70)>
マンデー予選を通過して本戦への出場権をつかんだベテランの桑原克典は、トータル2アンダー・12位タイのラウンドを終えて「楽しかったー」と笑顔を弾けさせた。
国内男子ツアーをフォトギャラリーでプレイバック
昨年はサードQTで敗退し、前週までは奈良県にある奈良柳生CCで行われたセカンドQTにゴルフ人生で初めて出場していた。「このメンバーならイーブンパーで回れば通れる」と踏んだ4日間は、カットラインがトータル5アンダーまで伸びて目を丸くした。自身はトータル12アンダー22番目で通過したものの、「韓国選手も多くて本当にレベルが上がっている。セカンドを通るのも一苦労という感じ」。
そんな来季の出場権をかけた一戦は、敗退がそのまま職場の喪失につながるだけにプロゴルファーにとっては神経をすり減らす戦い。47歳は「QTは4手、5手まで先を読んで回らないといけない」と精神的にも追い詰められる争いを潜り抜けて大阪の地を踏んだ。それだけに、観客の前で華やかに行われるツアーでのラウンドは「楽しい」。心から出た言葉だった。
QTで感じた若い力は、ツアーに目を向けるとさらに際立っている。「もうレギュラーツアーを見てても僕らでもわからない。なんであの体の動きができるのか、異次元」。最近では、テレビで見るシニアツアーの先輩にシンパシーを感じるようにもなった。それでもまだまだレギュラーツアーでの戦いをあきらめていない。
マンデー予選を通過して本戦への出場権をつかんだベテランの桑原克典は、トータル2アンダー・12位タイのラウンドを終えて「楽しかったー」と笑顔を弾けさせた。
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昨年はサードQTで敗退し、前週までは奈良県にある奈良柳生CCで行われたセカンドQTにゴルフ人生で初めて出場していた。「このメンバーならイーブンパーで回れば通れる」と踏んだ4日間は、カットラインがトータル5アンダーまで伸びて目を丸くした。自身はトータル12アンダー22番目で通過したものの、「韓国選手も多くて本当にレベルが上がっている。セカンドを通るのも一苦労という感じ」。
そんな来季の出場権をかけた一戦は、敗退がそのまま職場の喪失につながるだけにプロゴルファーにとっては神経をすり減らす戦い。47歳は「QTは4手、5手まで先を読んで回らないといけない」と精神的にも追い詰められる争いを潜り抜けて大阪の地を踏んだ。それだけに、観客の前で華やかに行われるツアーでのラウンドは「楽しい」。心から出た言葉だった。
QTで感じた若い力は、ツアーに目を向けるとさらに際立っている。「もうレギュラーツアーを見てても僕らでもわからない。なんであの体の動きができるのか、異次元」。最近では、テレビで見るシニアツアーの先輩にシンパシーを感じるようにもなった。それでもまだまだレギュラーツアーでの戦いをあきらめていない。