だけど、かつてローリー・マキロイ(北アイルランド)に刺激を受けてトレーニングを始めたように、貪欲に吸収しようとするひたむきな姿勢は失っていない。「今日も(ハン)ジュンゴンを見ていて、バランスとかタイミングとかを大きく振るようにしたら近年にない球が打てて、構えてからどこかに球が飛んでいくイメージも少なくなった」。カットラインには届かなかったものの、上がりは3連続バーディ。裏街道でわずかな光を見つけたことが少し気持ちを前向きにする。
仮にシードを落としたとしても来季は2012年の「日本プロゴルフ選手権」優勝の5年シードで出場権がある。「トレーニングをしても年齢的なものもあるけど、追い求めた飛距離にはならなかった。もう少し精度を高めながら、自分の持ち味でやっていかないと厳しい。この世界は結果がすべてなので認めつつ、来年はもう一度チャンスがあるのでそこに向けてやっていきたい」。目にたまっていたように見えた涙はきっと、気のせいだ。
仮にシードを落としたとしても来季は2012年の「日本プロゴルフ選手権」優勝の5年シードで出場権がある。「トレーニングをしても年齢的なものもあるけど、追い求めた飛距離にはならなかった。もう少し精度を高めながら、自分の持ち味でやっていかないと厳しい。この世界は結果がすべてなので認めつつ、来年はもう一度チャンスがあるのでそこに向けてやっていきたい」。目にたまっていたように見えた涙はきっと、気のせいだ。