「今まではクラブを立てて下ろそうとするから、結果的にインパクトで手元が浮いてしまっていた。この真逆の動きに気づいて改善を実感したのは最近なんですよね。今まではどうしても球を曲げたくなくて、ヘッドを真っすぐ、真っすぐ通そうとしていた。でも、そうするしかなかったんです。ボクの中では」
苦しんだ結果、得られた「切り返しでクラブを寝かせる」という真逆の動き。果たして石川自身の“太い感覚”となるのだろうか。
「振り返ると2009年時のドライバーショットが一番いいんですよ。そのときは切り返しでクラブを寝かせる動きがあったし、インパクトで手元も低い位置に下りてきていた。そのときの感覚が、今はもうないんですよね、9年近くもたっているんで。クラブの構造を理解せずに、曲げたくない一心で間違ったことをやっていた。人に言われてではなく、長く苦しんで自分自身で気づけたからこそ、今、そう言えます」
強風の「千葉オープン」、狭いコースの「岐阜オープン」という地区オープンを連勝したのは、間違いなく曲がらないドライバーを手に入れた証し。今度はレギュラーツアーで仕上がり具合が試される。(文・長岡幹朗)
苦しんだ結果、得られた「切り返しでクラブを寝かせる」という真逆の動き。果たして石川自身の“太い感覚”となるのだろうか。
「振り返ると2009年時のドライバーショットが一番いいんですよ。そのときは切り返しでクラブを寝かせる動きがあったし、インパクトで手元も低い位置に下りてきていた。そのときの感覚が、今はもうないんですよね、9年近くもたっているんで。クラブの構造を理解せずに、曲げたくない一心で間違ったことをやっていた。人に言われてではなく、長く苦しんで自分自身で気づけたからこそ、今、そう言えます」
強風の「千葉オープン」、狭いコースの「岐阜オープン」という地区オープンを連勝したのは、間違いなく曲がらないドライバーを手に入れた証し。今度はレギュラーツアーで仕上がり具合が試される。(文・長岡幹朗)