＜東建ホームメイトカップ　初日◇12日◇ 東建多度カントリークラブ・名古屋（7,081ヤード・パー71） ＞

12日（木）に開幕した男子ツアー国内初戦「東建ホームメイトカップ」初日では、単独首位を決めた石川遼の実弟で、アマチュアの石川航（日体大・1年）もプレー。3オーバーの「74」、112位タイと大きく出遅れたものの、途中3連続を含む4バーディ（3ボギー・2ダブルボギー）を奪うなど、手ごたえを感じるラウンドとなった。

【写真】石川航は姉・葉子さんとのタッグでプレー

「今日はショットがよかったです。後半はバーディチャンスにつけられたのが良かった」（石川航）

最大の見せ場は、1バーディ・2ボギー・2ダブルボギーで迎えた後半5番からの3ホール。ここでプロツアーでは自身初となる3連続バーディを奪い、会場を沸かせた。

スコアは伸びず、2日目は下位からのスタートとなるが、「明日からも、引き続きいいショットをたくさん打っていければいい」と下を向く様子は一切見せなかった。自身4度目のレギュラーツアーとあって、「普通の試合とあまり変わった感じはしないです。上手な人がいっぱいいるなという感じ」と周囲を見渡す余裕もうかがえる。

首位発進を決めた兄への感想は、「さすがですね」の一言にとどめ、自身のプレーに集中する。開幕前日には「予選通過を目標にやっていきたいです」と話していた航。この日得た手ごたえを、明日の結果に繋げたい。