オフシーズン明けで、初の実戦として出場した地区オープンは、石川に大きな変化をもたらした。「千葉オープンは、正直かなり手がしびれて、体もガチガチ。そんな経験を3、4年ぶりにして、本当に出てよかったと思った。次の岐阜オープンの優勝争いでは、それにすぐ慣れて自分のパフォーマンスができた」
久々の優勝争いは、国内ツアーで目指すべき形の輪郭をわずかに浮かび上がらせた。
「優勝争いの中で勝っていく経験を、どんどん重ねていくこと。今は守りに入ろうとする自分と戦っている。今後10年で世界トップ(の舞台)でやりたいと思っているので、確実に必要になる要素だと思う」。地区オープンでの2勝を経てつかみかけた手ごたえを、今大会の勝利でより確かなものとする。(文・谷口愛純)
久々の優勝争いは、国内ツアーで目指すべき形の輪郭をわずかに浮かび上がらせた。
「優勝争いの中で勝っていく経験を、どんどん重ねていくこと。今は守りに入ろうとする自分と戦っている。今後10年で世界トップ(の舞台)でやりたいと思っているので、確実に必要になる要素だと思う」。地区オープンでの2勝を経てつかみかけた手ごたえを、今大会の勝利でより確かなものとする。(文・谷口愛純)