<中日クラウンズ 2日目◇27日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,557ヤード・パー70)>
石川遼が、またしても最終ホールで首位争いから陥落した。ここまでは順調だった。1アンダー・21位タイから出た2日目をバーディ発進。3番・パー4で約7メートルのバーディパットを沈めて歓声を浴びると、その後も次々とバーディを奪って、トータル8アンダーで迎えた18番。
【関連写真】ダボフィニッシュにこの表情…
この時点で、首位と1打差・2位タイにつけていた石川。さあ、問題のバンカーは…と固唾を呑んで見守ると、この日もティショットはフェアウェイ左のバンカーへ。2打目で出すも、サードショットは「ダフった」と、今度はグリーンの右手前にあるバンカーへ。結局4オン2パットで、まさかの2日連続、同じホールでダブルボギー。最後の最後でまたしてもスコアを落とす形となり、8バーディ・1ボギー・1ダブルボギーのトータル6アンダー・5位タイで2日目終えた。
同組で回っていた宮里優作は「塩をまかないと」と冗談ぽく語ったが、石川にとってはまさに魔の18番ホール。「もう、いいネタになると思う。4日間ダボを打ち続けて勝てたら本物」と自虐が口をつく。「悔しい部分もありますが、いったんリセット。明日は再スタートする気持ちでいきたい」。首位とは3打差と充分優勝を狙える位置。切り替えて決勝ラウンドに臨む。
2010年大会最終日には、当時の世界最小ストローク「58」をマークして逆転優勝。当時のことを、自身でも「神がかっていた」と語ったが、今年は違った意味で神がかった優勝が見られるかも?(文・谷口愛純)
石川遼が、またしても最終ホールで首位争いから陥落した。ここまでは順調だった。1アンダー・21位タイから出た2日目をバーディ発進。3番・パー4で約7メートルのバーディパットを沈めて歓声を浴びると、その後も次々とバーディを奪って、トータル8アンダーで迎えた18番。
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この時点で、首位と1打差・2位タイにつけていた石川。さあ、問題のバンカーは…と固唾を呑んで見守ると、この日もティショットはフェアウェイ左のバンカーへ。2打目で出すも、サードショットは「ダフった」と、今度はグリーンの右手前にあるバンカーへ。結局4オン2パットで、まさかの2日連続、同じホールでダブルボギー。最後の最後でまたしてもスコアを落とす形となり、8バーディ・1ボギー・1ダブルボギーのトータル6アンダー・5位タイで2日目終えた。
同組で回っていた宮里優作は「塩をまかないと」と冗談ぽく語ったが、石川にとってはまさに魔の18番ホール。「もう、いいネタになると思う。4日間ダボを打ち続けて勝てたら本物」と自虐が口をつく。「悔しい部分もありますが、いったんリセット。明日は再スタートする気持ちでいきたい」。首位とは3打差と充分優勝を狙える位置。切り替えて決勝ラウンドに臨む。
2010年大会最終日には、当時の世界最小ストローク「58」をマークして逆転優勝。当時のことを、自身でも「神がかっていた」と語ったが、今年は違った意味で神がかった優勝が見られるかも?(文・谷口愛純)