<中日クラウンズ 2日目◇27日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,557ヤード・パー70)>
昨年に引き続き、単独首位で決勝ラウンドに駒を進めた今平周吾。5バーディ・ノーボギーの「65」と、堂々のプレーでトータル9アンダー・単独首位に立った。
【写真】今平周吾、美人キャディとともにニッコリ
活躍を見せたこの日は、今季から新しい取り組みとして始まったギャラリープラザでの公開インタビューに呼ばれた。ファンの前に立って質問に答えたが、「(人前に立つのは)あまり好きではないです…。声を出すのが慣れなくて、マイクがあればいいんですけど(笑)」と、ツアー界きっての口べた男は、慣れないファンサービスに終始、戸惑い気味だった。
「ご飯は何を食べましたか、と聞かれまして…。焼肉とか、鳥の串焼きと答えました」。口数は少ないが、そのぶんプレーで見せる、そんなところも魅力のひとつ? バーディを取っても派手なガッツポーズをめったに見せることなく、淡々とプレーする今平。この日の最終18番では、石川遼が2日連続ではまり、ダブルボギーを喫しているアゴ高の新設フェアウェイバンカーにつかまった。しかし、冷静に2打目でフェアウェイに出して3打目を5メートルに寄せると、このパーパットを沈めて、珍しく熱い視線でうなずいた。
「歴史が長くて、今まですごい選手たちが優勝しているので。僕も優勝できたらうれしいです」。昨年は首位と3打差の5位に終わったが、その後は「関西オープン」の優勝を含めて9度のトップ10入り。今季は先週の「パナソニックオープン」で4位タイと調子は上々。寡黙な男・今平周吾がツアー2勝目に向けてひた走る。(文・谷口愛純)
昨年に引き続き、単独首位で決勝ラウンドに駒を進めた今平周吾。5バーディ・ノーボギーの「65」と、堂々のプレーでトータル9アンダー・単独首位に立った。
【写真】今平周吾、美人キャディとともにニッコリ
活躍を見せたこの日は、今季から新しい取り組みとして始まったギャラリープラザでの公開インタビューに呼ばれた。ファンの前に立って質問に答えたが、「(人前に立つのは)あまり好きではないです…。声を出すのが慣れなくて、マイクがあればいいんですけど(笑)」と、ツアー界きっての口べた男は、慣れないファンサービスに終始、戸惑い気味だった。
「ご飯は何を食べましたか、と聞かれまして…。焼肉とか、鳥の串焼きと答えました」。口数は少ないが、そのぶんプレーで見せる、そんなところも魅力のひとつ? バーディを取っても派手なガッツポーズをめったに見せることなく、淡々とプレーする今平。この日の最終18番では、石川遼が2日連続ではまり、ダブルボギーを喫しているアゴ高の新設フェアウェイバンカーにつかまった。しかし、冷静に2打目でフェアウェイに出して3打目を5メートルに寄せると、このパーパットを沈めて、珍しく熱い視線でうなずいた。
「歴史が長くて、今まですごい選手たちが優勝しているので。僕も優勝できたらうれしいです」。昨年は首位と3打差の5位に終わったが、その後は「関西オープン」の優勝を含めて9度のトップ10入り。今季は先週の「パナソニックオープン」で4位タイと調子は上々。寡黙な男・今平周吾がツアー2勝目に向けてひた走る。(文・谷口愛純)