<中日クラウンズ 3日目◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,557ヤード・パー70)>
トータル3アンダー・21位タイから出た上井邦裕が、6バーディ・1ボギーの「65」と躍進。「今日はパットがよくて」と、スタート1番では5メートルを沈めてバーディ発進。続く2番でも4メートルを決めて連続バーディ。首位と3打差、トータル8アンダー・3位タイで最終日を迎える。
【写真】中日クラウンズ 3日目の熱戦を写真で振り返る
「最近、だんだん調子が上がってきました」と語った上井。絶好調なのかと思いきや、左腕には、手首からヒジにかけてサポーターが巻かれている。「ちょうど2カ月前ですかね。トレーニング中に転倒して…」と腕を骨折したことを告白。全治3カ月のケガを負った状態でシーズン開幕を迎えていた。
「2週間前の東建ホームメイトカップは、もう散歩している感じでした(笑)。アイアンなどは、あまり力が入らず打ち込めない」。まだ完全に痛みが取れない状態で戦ったが、「関係ないですよ。絶好調でも、真っすぐ行くかわからないじゃないですか」と笑い飛ばす。
自身としては、昨年8月の「RIZAP KBCオーガスタ」以来、7回目の最終日最終組。名古屋商科大出身で、プロとしてのツアーデビュー戦は13年前の本大会。第2の地元・名古屋で悲願の初優勝なるか。痛みに耐えたその先には、きっとクラウンズの王冠が待っている。(文・谷口愛純)
トータル3アンダー・21位タイから出た上井邦裕が、6バーディ・1ボギーの「65」と躍進。「今日はパットがよくて」と、スタート1番では5メートルを沈めてバーディ発進。続く2番でも4メートルを決めて連続バーディ。首位と3打差、トータル8アンダー・3位タイで最終日を迎える。
【写真】中日クラウンズ 3日目の熱戦を写真で振り返る
「最近、だんだん調子が上がってきました」と語った上井。絶好調なのかと思いきや、左腕には、手首からヒジにかけてサポーターが巻かれている。「ちょうど2カ月前ですかね。トレーニング中に転倒して…」と腕を骨折したことを告白。全治3カ月のケガを負った状態でシーズン開幕を迎えていた。
「2週間前の東建ホームメイトカップは、もう散歩している感じでした(笑)。アイアンなどは、あまり力が入らず打ち込めない」。まだ完全に痛みが取れない状態で戦ったが、「関係ないですよ。絶好調でも、真っすぐ行くかわからないじゃないですか」と笑い飛ばす。
自身としては、昨年8月の「RIZAP KBCオーガスタ」以来、7回目の最終日最終組。名古屋商科大出身で、プロとしてのツアーデビュー戦は13年前の本大会。第2の地元・名古屋で悲願の初優勝なるか。痛みに耐えたその先には、きっとクラウンズの王冠が待っている。(文・谷口愛純)